解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
マックスブランド名
マックス容量
400ml参考価格
877円1mlあたり
2.2円JANコード
4902895041396KaisekiID
7864全成分
このシャンプーは特殊です。
単にアミノ酸タイプということでマイルドというだけではなく、あの成分が裏メインとして配合されている部分が特殊なのです。
早速ですが、その裏メインの成分、ジフェンヒドラミン塩酸塩ですね。
この成分に聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんが、かゆみ止め、抗炎症剤、いわゆるくしゃみ、鼻水に使われる風邪薬の成分としても知られる成分です。
非常に古くからある第1世代の抗ヒスタミン薬であり、副作用で眠気を伴うことから睡眠薬としても販売されています。
そんな成分を含んだシャンプー、含んだというよりも裏メイン的に少なく内容が配合されているようです。
シャンプーですから、眠くなったりはしません。基本的に頭皮のかゆみを抑えるというのが目的と思われます。
古くからある薬の成分ですから、その効果たるや疑う余地はないでしょう。効果が高いということは、思わぬ副作用が起きる可能性もそれだけ高いということになりますが、一般的な風邪薬なので重篤な副作用が起きない方にとっては特に問題なさそうです。
さて、シャンプーとしてのベースの部分を見ていきましょう。
基本は両性界面活性剤とアミノ酸系界面活性剤ココイルメチルタウリンナトリウム、そして少量で泡立ちを大きく改善できるラウリルヒドロキシスルタインがベースです。
ベビーシャンプーレベルで低刺激、そして適度な泡立ちと洗浄力という構成です。
さっぱり感という意味ではあまりありませんが、きめ細かい泡立ちでマイルド感をしっかり実感しながら洗うことができるでしょう。
その他には植物エキス(パイナップル果実エキス、ダイズ種子エキス、ルイボスエキス、アルガンオイル)やコンディショニング成分がいくつか。
という内容ですね。
もう注目すべき点はジフェンヒドラミン塩酸塩の1点だと思います。
頭皮が痒くて仕方がない、という方に向けた治療薬的なシャンプーであり、それ以上でも以下でもないといった具合です。
値段が非常に安い割に洗浄剤の質が悪くないのは喜ばしいことですね。
最低限の洗浄力やコンディショニング効果を備えており、割と万人受けしそうな心地よい仕上がりが期待されます。
とはいえ、薬レベルの抗ヒスタミン剤配合ということで、誰でも使っていいというわけではなく、薬のように今頭皮のかゆみをまさに収めたいという方限定で使われると良いでしょう。
また、購入したからといって無意味に毎日使うものではなく、かゆみを収めたり数日間集中的に使う、といった使い方が理想的であると思います。
そこら辺を踏まえて、うまく活用する価値はある製品といえるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。