Ingredient Analysis

パイナップル果実エキス

植物由来成分 16件の商品に配合 ID: 58314
植物由来成分 植物・天然素材から抽出された自然由来成分
+25

安全性
+35

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名パイナップル果実エキス
医薬部外品名パイナップルセラミド
INCI名Ananas Sativus (Pineapple) Fruit Extract
由来植物性
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.5〜6.5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 植物由来成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +35
成分の素材品質・配合価値
安全性 +25
肌・頭皮への安全性
補修力 +40
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

パイナップル(Ananas sativus)果実から抽出されたエキス。主要活性成分はグルコシルセラミド(植物性セラミド前駆体)で、セリンパルミトイルトランスフェラーゼ(SPT)mRNAの発現を促進することでセラミド合成を内側から誘導する。アクアポリン3・ヒアルロン酸の産生促進による保湿効果、メラニン産生抑制による美白効果も確認。バリア機能修復・保湿・美白を多面的にサポートする植物由来の機能性エキス。

パイナップル果実エキスの解析

パイナップル果実エキスは、熱帯性果物パイナップル(学名:Ananas sativus)の果実を主にブチレングリコール(BG)などで抽出した植物エキスで、INCI名は「Ananas Sativus (Pineapple) Fruit Extract」。医薬部外品名として「パイナップルセラミド」と表示されることもあり、その名が示す通りグルコシルセラミドを主活性成分として含む点が最大の特徴だ。

作用機序の核心はセリンパルミトイルトランスフェラーゼ(SPT)mRNAの発現促進にある。SPTはセラミド生合成の律速酵素であり、この酵素の転写レベルでの活性化が内因性セラミド産生量を底上げする。直接セラミドを補給する「外付け型」ではなく、皮膚自身のセラミド合成能を高める「誘導型」のアプローチであるため、効果の持続性が期待できる。さらにアクアポリン3(AQP3)の発現促進により細胞間水分輸送が活性化し、ヒアルロン酸産生も促進されることから、保湿機構を多層的に強化できる点が評価される。

美白効果については、メラニン産生抑制作用が報告されており、グルコシルセラミドがチロシナーゼ活性や黒色素細胞のシグナル伝達経路に影響を与えると考えられている。丸善製薬の研究(日本化粧品技術者会誌, 2016)では経口摂取と外用の組み合わせによる相乗効果も確認されており、内外両面からのアプローチが可能なユニークな成分でもある。

類似成分としてコメ由来・こんにゃく由来のグルコシルセラミドが知られるが、パイナップル由来は熱帯果実特有の抗酸化物質(ビタミンC・クエン酸など)も含むため、複合的な肌コンディショニング効果が期待できる。安全性は比較的高く皮膚刺激性・感作性のリスクは低いが、パイナップルにはタンパク質分解酵素ブロメラインが含まれるため、高濃度での過剰な角質分解に注意が必要。配合量を適切に管理すれば、バリア機能修復・保湿・美白を一剤で狙える多機能エキスとして活用価値が高い。

相性の良い成分

セラミド ヒアルロン酸 グリセリン アクアポリン3プロモーター成分

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 高温加熱

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16件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)