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マイルドですが、それ以上のものではない。
医薬部外品ということで、成分が量が多い順で記載されていませんが、この内容から推測できる範囲での解析となります。
おそらくベースはタウリン系洗浄剤。そしてココアンホ酢酸Naが刺激緩和。非イオン界面活性剤がさらに刺激性の緩和、ジステリアン酸グリコールで液体を白濁に。
ポリクオタニウム-7で泡質の改善。グアーガムなどのカチオン界面活性剤でダメージ部のカバー、このあたりがベースとなり、
少しミレアムに似てるようなシャンプーです。
ここに、フケの原因菌を殺菌するピロクトンオラミンやミコナゾール硝酸塩が加わっています。
まず、フケの原因が必ずしもそれらの菌のせいではなく、むしろ他の原因の場合が多いと思いますので、フケ持ちの方がこれを使ったから一件落着とはいかないという前提があります。
シャンプー単体としてはミレアムのようなマイルド感ある洗浄力に、軽いコンディショニング効果もあっていいのですが、
ミレアムに比べ値段は倍近くで量は半分。
フケの原因に関係なかった場合に2つの殺菌成分は本来必要な常在菌を殺して症状悪化というケースも考えられることから、
これははっきりとミコナゾール硝酸塩などの効果を頼りにする場合のみに期間限定で使うべきシャンプーでしょう。