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いわゆるラウレス硫酸Na系の洗浄剤を使わず、アミノ酸系を中心に非常にソフトな洗浄系です。
泡質がきめ細かく、かつそこそこに増粘剤も配合して泡立ちも良好でしょう。
コンディショニングシャンプーといえるほどダメージヘアも快適に洗い上げられる系です。
ラウレス硫酸Na系のシャンプーと比較すると脱脂力、洗浄力の面でやや劣るため、整髪料や汚れが多い方だと少し量を増やしたり、すすぎを十分に行う必要がある点は注意です。
ただし、このレベルの処方のシャンプーをこのコストが手に入れられるというのは大手ならではの強みと言っていいでしょう。
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルという非イオン界面活性剤が3番目あたりに配合されていますが、この成分はクレンジング剤のベースによく登場する素材で洗浄力アップに一役買う可能性がある他、コンディショニング効果も同時に与えるため仕上がりの滑らかさにも寄与するでしょう。
元々のベース洗浄剤であるラウロイルメチルアラニンNaもコンディショニング効果を持ちながら洗浄力がある程度見込める成分なので、
全体的な洗浄能力は決して低くありません。
それでも、ラウレス硫酸Na系と比較すると何倍も皮膚の潤いを保ってくれるマイルド系です。
いち髪という、元々優良な部類だった市販シャンプーがさらに上質なレベルまで手を伸ばし始めた、という印象です。
このような姿勢には大いに賛同したいところです。
良いシャンプーです。