Pesca (ペスカ) クリア スカルプ シャンプーの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

Pesca (ペスカ) クリア スカルプ シャンプーの解析結果

総合点3.97
2760個中60位
品質4.6 %
成分数62
1mlあたり16円 %
安全性7 %
エキス類18
全成分
詳細情報
  • Pesca (ペスカ) クリア スカルプ シャンプーの詳細情報
  • [発売日]
  • [JANコード] 0
  • [ランキング] 60位 2760個中/
  • [ポイント(5点中)] 3.97点
  • [ジャンル] S
  • [容量] 500ml
  • [参考価格] 8000円
  • [1mlあたり] 約 16円
  • [商品ID] 8380
  • [ASIN]
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] g
  • [成分数]62
  • [洗浄剤数]5
  • [エキス類]18
  • [特に優れた成分]7
  • [要注意成分]0
販売元による宣伝文
フェイスから続く頭皮、そして髪を、ペスカのサロンケアをもとに、独自のスキンケア発想で考えられたクリアスカルプケアシリーズ。 健康で美しい髪へ導くには、『頭皮を健やかに整えること』。 スキンケアと同じように、まずはしっかりとうるおいを与え、必要な美容成分を届けることがポイントです。 頭皮と髪の内部へうるおいを与える 4種類のヒアルロン酸、水溶性コラーゲン、褐藻エキスに、大人の頭皮と髪の悩みにアプローチするこだわりの美容成分、ミノキシジル誘導体、レッドクローバー・ペプチドミックス、ダークメラノ、ペスカのスキンケアにも配合される頭皮の環境を整え、髪をうるおす美容成分、ピクノジェノール、ヒト由来幹細胞エキス、パントエア/コメヌカ発酵エキス液を配合。 頭皮を整え、髪にハリ・コシを与え、スタイリングしやすい髪質へと導きます。 毎日使うものなので、香りもこだわり、サロンを想像させるラグジュアリーな心地良さを感じる香りです。
Pesca (ペスカ) クリア スカルプ シャンプー解析チャート

Pesca (ペスカ) クリア スカルプ シャンプーの解説

概要

  • メーカー:株式会社ペスカインターナショナル
  • ジャンル:シャンプー
  • 注目成分: ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド
  • 特徴:美容博覧会のような全成分

美容成分全部乗せ?

ある意味、すごいシャンプーです。

育毛や白髪ケア、エイジングケアの観点ではトップクラス、最先端クラスの成分を全部入れた、と言っても過言でない内容。とんでもないことになっています。

一線級の育毛素材、白髪黒髪戻し成分、保湿成分、エイジングケア成分まで、美容万博状態なのであります。

どんなメリットがある?

疑似ミノキシジルと言われるピロリジニルジアミノピリミジンオキシドをはじめ、キャピキシル、植物エキスでおなじみの育毛セットがずらり並び、育毛効果を狙うなら期待値は相当に高い、と考えるのがふつうのシャンプーです。

さらに、ラリックスエウロパエア木エキスをはじめとした白髪に色素幹細胞を刺激して黒髪化を図る成分があったり、ミツイシコンブ、サボンソウのような育毛成分、抗酸化成分もあり、とんでもないオールスター状態となっていますね。

地味にコーヒー種子エキス、アカヤジオウ、パントエア/コメヌカ種子エキスもエイジングケア能力では目立つ存在です。

ちなみに洗浄剤もアミノ酸系で、もはやMVP間違いなしか?!と思われるシャンプーといえますね。

ただしかし・・

デメリットは?

ベヘナミドプロピルジメチルアミン。3級カチオン界面活性剤ですが、なぜこれを入れてしまった!?という感じです。

カチオン界面活性剤は、今までの美容効果の逆、脱毛や肌荒れを招く成分ですから、これは相当足を引っ張る形となってしまってます。

メリット面だけ見ると、一瞬で髪がさらっとしたような使用感を得られるというのがありますが、デメリットを考えたらもっと他の手があっただろうという気持ちになってしまいます。

もちろん、配合量の少なさ、4級ではなく3級であることを考え、あまり悪影響はないのではないか、という意見もあるでしょうが、このシャンプーのコンセプトを考えたらあまりにも悪手であると言わざるを得ないでしょう。

一歩間違えたら、台無しになりますからね。もっと他の手段がいくらでもあって、よりリスクを取らないことはいくらでも可能ですから。8000円という値段を取るならなおさらです。

まとめ

惜しいですね。値段は驚愕的に高いですが、内容を見ると納得できる部分もあります。素材がたしかにえらいことになってますからね。

ただ、変に色気を出してしまったのが災いして、価値を落としてしまっているのが上述したデメリットの部分。

これさえなければ、もしほかの手段でコンディショニング効果を出していたら、と思うともったいないです。

また、洗浄剤は低刺激で上品といえるものではありますが、8000円のシャンプーのベースとしては少し物足りない感じもします。もっとあるだろう、という気持ちが率直にします。泡立ちとか、大丈夫かな?って思いますね。

素材1つ1つは相当なものですが、全体を見るとややバランスがとれていないのが気がかりなシャンプーでありました。

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ヒアルロン酸は肌の潤いを保つために真皮層に存在する物質ですが、化粧品として使うと肌表面で水分が蒸発するのを防ぐような働きを期待されます。肌には分子量が大きすぎるため浸透しません。
ヒアルロン酸Na
・カキタンニンは柿渋に1%-2%程度含まれる成分で、高い収れん作用と加齢臭を分解して消す効果を付与。
カキタンニン
防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
フェノキシエタノール
擬似ミノキシジルといえる成分であり、血行促進、毛母細胞への酸素・栄養供給、毛髪成長促進効果を与えます。また、ミノキシジルと比べても安全性がより高くなっている点も注目すべきでしょう。
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド
・安息香酸Naはエゴノキ科アンソウクコウノキ樹脂由来の抗菌剤で、安全性の面から1%以下の配合量規制。安定性を考えてパラベンを併用することが多い。全ての化粧品に対して、安息香酸Al、安息香酸Naなどの安息香酸塩類の合計量は100g中に1.0gまで。
安息香酸Na
両性界面活性剤。主洗浄剤の泡立ち、粘度を調整したり、コンディショニング効果を与える作用があります。きめ細かい泡質。単体では使われることは少なく、補助洗浄剤として用いられます。
ラウラミドプロピルベタイン
・ウメ果実エキスはメイラード反応(肌の糖化)を抑制する働きがあり、肌の老化、くすみを抑制する効果を付与。
ウメ果実エキス
キク科アルニカの花から得たエキス。フラボノイド、カロチノイドなどの抗酸化成分や、タンニンの収れん作用、また抗炎症作用などを付与されます。
アルニカ花エキス
アピゲニン含有、ヒスタミンの遊離抑制により抗炎症作用を示す。
カミツレ花エキス
漢方薬の地黄(ジオウ)として知られているエキスです。ゴマノハグサ科の植物で、皮膚細胞賦活作用、血流促進、保湿効果などを付与します。
アカヤジオウ根エキス
リンドウ科の2年草で、細胞活性作用、抗炎症・血行促進作用を付与します。
センブリエキス
キャピキシル素材の1つです。男性ホルモン由来DHT(ジヒドロテストステロン)を作り出す「5αリダクターゼ」にはⅠ型・Ⅱ型があり、特にⅡ型がより脱毛に影響を与えているとされている。アカツメクサ花エキスは、Ⅰ型だけでなくⅡ型の抑制効果があり、男性型脱毛に非常に効果が期待される。
アカツメクサ花エキス
コラーゲンの形をそのままに水に溶解させたのがこの水溶性コラーゲンです。魚の骨や皮、うろこを原料として、匂いが少なく吸収性が高いのが特徴です。
水溶性コラーゲン
メラニンの生成を抑制する作用、抗炎症・育毛・ヒスタミン遊離抑制作用などを付与します。
ソメイヨシノ葉エキス
殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。
エタノール
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。含有量95%以上のものを濃グリセリンと呼びます。
グリセリン
コカミドDEAのこと。粘度調整など洗浄剤の補助としての役回りが多い。発がん性を懸念する声も出た成分ですが、かなりレアな他の成分との混合を高濃度で起こさない限りその心配はない。例えば、亜硝酸塩とコカミドDEAを高濃度で混ぜ合わせるなど。通常のシャンプーの中でそのようなことが起きることはないので、この成分を避けるというのは理に適わない。
コカミドDEA
アミノ酸型洗浄剤の中でもバランスの良さはトップクラス。適度な洗浄性、泡立ちの安定性、低刺激、コンディショニング効果や、ベタつきの少なさなど、シャンプーとして使われる場面では優秀な使用感を提供する。
ココイルメチルタウリンNa
アミノ酸型洗浄剤の中で中性タイプといえる素材。洗浄力とコンディショニング効果のバランスが良く、比較的さっぱり系の洗い心地と指通りを得ることもできるでしょう。アミノ酸系シャンプーを欲しいがあまりしっとりさせたくない時に適する。
ラウロイルメチルアラニンNa
1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
BG
塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロースと呼ばれる素材。植物セルロース由来の成分で、カチオン性でありダメージの保護、コーティング効果、保湿性を付与します。
ポリクオタニウム-10
活性成分ジンセノサイドを含有するオタネニンジンの根から採れたエキス。代謝・血行促進作用を有する。
オタネニンジン根エキス
さわやかな芳香が特徴の柚子果実から得たエキスです。ゆず湯やお吸い物、ポン酢にも使われる素材ですが、化粧品ではホワイトニング作用、血行促進作用、温熱、創傷治癒などの効能があります。
ユズ果実エキス
加水分解ヒアルロン酸
チャ葉から抽出したエキスです。抗菌作用が優れ、タンニンの収れん作用、ビタミン類の抗酸化作用、アミノ酸の保湿作用など付与します。
チャ葉エキス
水酸化カリウムです。苛性カリとも呼ばれ、強いアルカリ性を示し、タンパク質に対し強い腐食性があるため劇物に指定されています。主に石けんを作る際の材料として使われるほか、界面活性剤に配合され強烈な油汚れやタバコのヤニ落としなどに用いられる。また、配管に詰まった毛髪を溶かす用途でも使われる。ただし、劇物に指定されているように非常に物性が強いため、専門的な業者によって使われることが多い。
水酸化K
オリーブ果実油
ナデシコ科サボンソウ属の多年草で、名前から連想されるとおり天然の界面活性剤であるサポニンを多く含みます。頭皮の清浄作用があり、古い角質を除去するなどの効果があります。
サボンソウ葉エキス
キャピキシルを構成する素材の1つです。毛包に直接作用し、毛包活性化を促すことで育毛に寄与します。アカツメクサエキスとセットでミノキシジルの数倍の育毛作用をもたらすと考えられています。
アセチルテトラペプチド-3
ケイ素誘導体を持つヒアルロン酸という構造で肌に浸透して保湿効果、コラーゲン修復作用などを付与します。
ヒアルロン酸ジメチルシラノール