ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン ベースにポリクオタニウム-7というかなりアクの強い処方です。
しっとりというよりべったりとした作りであり、このべったり感でハメをまとめようと言う斜め上をいく処方といえるでしょう。
これが気に入るか気に入らないかは人によるでしょうが、一般的な考えでは感触が悪く洗い上がりも快適とは言えない為あまり見られない作り方です。
髪がまとまると言ってもキューティクルが補修されたとか髪が健康な状態に補修された結果ではなく、
しっとり感という重みで一時的に押さえつける考え方です。
一応アミノ酸系シャンプーと言えるので、肌に刺激性などは心配ない点は喜ばしいところですが、
アミノ酸系シャンプーの中では質が低い方と言われる典型的なパターンです。
この洗浄剤のみならず、ポリグルタミン酸やヒドロキシプロピルシクロデキストリン、ヒアロベール、アミノ酸各種などなど、徹底的にしっとりさせる成分を詰め込んだ内容。
さっぱり感は無縁で泡立ちもかなり重くなることが容易に予想されます。
少なくてもシャンプーとしてのクオリティで評価するならば、この設計は美しいものとは言い難いものがあります。
何はさておきとにかくべったりした感触のシャンプーが欲しい!という人以外には おすすめしないと思います。
処方自体はユニークで”こうしたい”というのが伝わってくる設計。
しっとりした感触で髪をまとめようと言う糸が非常に強い。