総合点
1.79総合ランク
2517個中 1679位成分数
29植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
花王ブランド名
メリット容量
540ml参考価格
898円1mlあたり
1.7円JANコード
4901301394774KaisekiID
8243全成分
ふつう、コンディショナーというと油剤、カチオン界面活性剤、シリコーンといった構成が一般的ですよね。
ところが、この泡コンディショナーは洗浄剤でコンディショニング効果を出すという突飛な構成に。
果たして、どんなメリットがあるというのでしょうか。
この製法は、リンスインシャンプー的なアプローチで髪に良い影響を与えようという意図があるようです。
中心となっているのは両性界面活性剤3つで、ベースにもこの洗浄剤と言っていい成分が据えられています。
両性界面活性剤は、洗浄剤の特徴と、コンディショナーの特徴を併せ持つ界面活性剤です。なので、ある意味でこのような使い方はできなくもないのですが、ふつうやりません。
ふつうやらない手法を、泡コンディショナーという名称であえてやる。というのがこのメリットブランドなのです。
泡で包むように塗布できる、この使用体験こそがまさにメリットということになるのでしょう。
これは、泡であることそのものがデメリットですね。
洗浄剤であるため、泡立ってしまう、というのが実際のところで、やはり実際は洗浄しているのです。洗浄剤に少し、コンディショニング効果がある、という話です。
ですので、ふつうのコンディショナーよりも髪にとっては負担があります。もちろん頭皮にも。
また、洗浄剤+カチオン界面活性剤という組み合わせは、錯体を生成して洗い落としづらいコーティング成分を生成する懸念が大きく、使えば使うほど質感が落ちていく可能性を示唆します。
加えて、アモジメチコンのようなそもそも蓄積しやすいコーティング成分も含まれ、残念ながらクオリティが高い製品とはいいづらいでしょう。
斬新な泡コンディショナーという形式をとってきたメリット。しかし残念ながら満足の行く仕上がりにはほどとおい。
使った感じは悪くないかもしれないが、繰り返し使うと化けの皮が剥がれるタイプ。
髪や頭皮が乾燥しがちな人には、半分は洗浄しているわけですから尚更向きません。
発想は面白いですが、クオリティはもうひと声ほしいところ。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。