| 成分名 | パルミタミドプロピルトリモニウムクロリド |
| 慣用名・別名 | パルミタミドプロピルトリモニウムクロリド |
| INCI名 | Palmitamidopropyltrimonium Chloride |
| 化学式 | C₂₂H₄₇ClN₂O |
| 分子量 | 約461 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 3.5〜6.5 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
パルミタミドプロピルトリモニウムクロリド(Palmitamidopropyltrimonium Chloride)は、天然パーム油由来のパルミチン酸(炭素数16の飽和脂肪酸)とプロピルトリモニウムクロリド基を組み合わせたカチオン界面活性剤である。CAS番号51277-96-4。商標名「VARISOFT PATC」として知られ、コンディショナー・トリートメント・ヘアミルクなどのヘアケア製品を中心に配合される。
最大の特徴は卓越した帯電防止(静電気抑制)効果であり、プラスに帯電したカチオン基が、ダメージにより負に帯電した毛髪表面に吸着し、摩擦や静電気を効果的に低減する。この吸着力により、指通りの大幅な改善となめらかな仕上がりをもたらす。また、一般的なアルキルトリモニウム塩と比較して、アミド結合の存在が毛髪への親和性を高め、透明処方(クリアコンディショナー等)にも対応できる低曇点特性を持つ点が工業的にも評価されている。さらに製剤の増粘補助効果を持ち、少量配合でもテクスチャーの調整に寄与する。
一方で、カチオン界面活性剤共通の懸念点として、頭皮・皮膚への刺激性が指摘されており、CosDNAの安全スコアは「3」(中程度の注意)とされている。また毛穴詰まりや頭皮環境への悪影響を考慮し、使用は「毛先中心に」が推奨される。育毛・スカルプケアとの相性は良いとは言えず、感受性の高い肌タイプには注意が必要だ。
配合量は通常0.5〜2%程度で、花王・マンダムなどのメジャーブランドのコンディショナー・トリートメント製品に採用実績があり、実用性の高い成分として業界に定着している。環境面では植物由来成分を起源とするものの、第四級アンモニウム塩としての生分解性はやや劣る点が課題とされる。
10件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
T/MEU(タイムユー) キープモイスト トリートメント [ うるおい ] クリアフルールの香り製造販売元:マンダム総合点 3.50
ドクターオーガニック ローズ シャンプー 製造販売元:ドドジャパン総合点 3.31
ルシードエル / LUCIDO-L #質感再整ヘアマスク製造販売元:マンダム総合点 3.15
Baxter(バクスター)モイストコンディショナー製造販売元:Baxter of California総合点 2.96
サクセス24 モイストフィールコンディショナー製造販売元:花王総合点 2.94
ルシードエル / LUCIDO-L #質感再整トリートメント製造販売元:マンダム総合点 2.90
メリット ザ マイルド泡コンディショナー総合点 2.87
ルシードエル / LUCIDO-L #質感再整ヘアミルク製造販売元:マンダム総合点 2.58
サクセス24 スカルプコンディショナー爽やかなグリーンシトラスの香り製造販売元:花王総合点 2.39
サクセス24 フレッシュフィールコンディショナー製造販売元:花王総合点 2.39