解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
アルファックスブランド名
アルファックス容量
300ml参考価格
2970円1mlあたり
9.9円JANコード
4528870444602ASIN
B0F3J5534R発売日
20250403KaisekiID
10770全成分
解析チームです。今回は、株式会社アルファックスが手がける話題のヘアケアアイテム、「アルファックス ヘアシャンプー」を徹底的に解析していきます。このブランドは、医療・衛生用品分野での確かな実績をベースに、美容とヘルスケアの融合を図る製品づくりに定評があります。今回のシャンプーは、アミノ酸系洗浄剤を中心に、植物由来エキスやセラミドなど、かなり攻めた処方設計。果たしてその実力やいかに?高価格帯の製品が乱立する中、約3,000円で提供されるこの一本、どこまで“本気”なのか、じっくり見ていきましょう。
この「アルファックス ヘアシャンプー」は、全3,036製品中616位、総合点3.33とまずまずの健闘。特筆すべきは、洗浄剤の品質4.4点と保湿力4.8点という高得点。
業界平均に比べても、保湿力に関してはトップ10%圏内の数値を記録しています。一方で、育毛力1.7点、スカルプケア力2.8点といったスコアからは、明確なコンセプトの偏りも読み取れます。
全成分は50種類とやや多めで、アミノ酸系・植物エキス・セラミド・ペプチドとバランスは良好。使用感は4.7点と高評価で、泡立ちと仕上がりの両立を目指した処方がしっかり結果につながっている印象です。
まず特筆すべきは、高品質なアミノ酸洗浄剤のダブル配合です。低刺激でありながら洗浄力を確保し、保湿性と洗い上がりの良さを両立しています。特に、ココイルグルタミン酸2NaとラウロイルメチルアラニンNaの組み合わせは、「しっとりさせたいが重すぎたくない」という相反するニーズを巧妙に満たします。
また、セラミド3種(NG, NP, AP)やコレステロールといった肌バリア成分を含む点も注目。これにより、乾燥による痒みや頭皮ストレスへのアプローチが可能となっています。
一方で、スカルプケアや育毛に関しては弱点が明確です。センブリエキスやカワラヨモギ花エキスの配合こそありますが、濃度や処方の主軸ではなく、育毛力スコアは1.7点と低め。
また、洗浄力3.7点と比較的控えめな設計のため、スタイリング剤を多用する方にはやや物足りなさを感じるかもしれません。
価格面では300mlで2,970円。洗浄剤のグレードを考えると高すぎる印象はありませんが、「成分通」以外には価格訴求力がやや弱いかもしれません。
アルファックス ヘアシャンプーは、本気で髪と頭皮の"しなやかさ"と"潤い"を追求した処方だと感じます。シリコンを使わずとも艶やかでまとまりのある髪へ導くための工夫が随所に見られ、特に乾燥やダメージ毛に悩む方には強い味方になるでしょう。
ただし、育毛・スカルプケアを求めるユーザーには不向きな側面も。洗浄力の絶対値も控えめなため、スタイリング剤をしっかり落としたい場合は別途対策が必要です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。