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世間に「オーガニクス」を売りにした商品は多く、天然系に関心のなる方も多いことでしょう。
例えばこのシャンプーなどは「似非(えせ)物」の代表格であろう。
いや、ラウリル硫酸TEA
とて、半分くらいは天然もの(ヤシ油脂肪酸を由来としている)、いわばオーガニクスなわけだが、
いかにも優しそうなネーミングにしておいてハードな洗浄力なのだから、これは似非物と言って過言でない。
オーガニクスとは言え、このシャンプーのように大して一般のシャンプーと変わりない内容であるのに「オーガニクス」と冠してしている理由は、
「物は言いよう」であって、
このシャンプーがオーガニックなのであれば市販のシャンプーは99.9999%オーガニックシャンプーと言っていいくらいなのだ。
香りの部分に天然ものの香料を使っているだけでオーガニックを謳う製品が氾濫しているが、
そろそろ子供だましのようなその手法は考え直してもいいのではないだろうか。
このシャンプー、ラウリル硫酸TEAベースで強大な洗浄力を誇る製品。
総合すると、
一見ビタミン豊富で芳香性が良さそうな製品に見えますが、基本的な構造はラウリル硫酸TEAの厳しい脱脂力に曝される大変負担の大きいシャンプーです。
この手の洗浄剤は、実験で毛髪をわざとダメージさせる際に用いられるほど強力なものですから、どれほど人体に向いていないか想像に難くないでしょう。
ダメです。
コムギタンパクあたりのコンディショニング作用が軽くあるが、基本的には髪の健康を奪う製品だ。
香りが例え好みであったとしても、ご自身の美を追究されるのであれば避けるべきシャンプーです。
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