解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ワンダーラインブランド名
moremo容量
500ml参考価格
2310円1mlあたり
4.6円JANコード
8806050297788KaisekiID
7595全成分
成分の数はめっぽう多く, 商品説明にあるように しなやかな髪へと導いてくれる 期待が高まります。
ただ、 よくよく見ていくと そうでもない感じが 徐々に見受けられる内容となっています。
植物エキスの数はとても多く,クオリティ的にも悪くないチョイスだと思います。
ただし、成分数が非常に多いということは、それぞれの有効濃度に達している可能性が薄まってしまうという表れでもありますので、シャンプー後に有効性が頭皮に残ってくれる、というレベルのメリットは微妙だと思います。
数という点では幅を利かせているアミノ酸各種も、ただ単にアミノ酸の粉末を少し入れた、という程度のものであり効能としては、保湿効果はちょっと加わる程度のものです。
なんとかタンパク、というような成分も配合されていますがこちらは分子量が大きく,髪の外側に張り付いて保湿効果やハリをもたらすという役割を担います。が、それほど機能的とは言えないため, 持続性はあまり期待できないでしょう。
総じて言えることですが,素材それぞれのクオリティがさほど高くなく、機能的でないと言う弱みがありそうですね。
シャンプーで洗った後に洗い流しますが、その後にどれほど残っているかという点や、そもそもどのぐらいの大きさの効果があるか、という部分ではあまり期待値が高くないように見えます。
アミノ酸系と言える洗浄剤ベースのシャンプーではありますが、イオン界面活性剤の安い油脂肪酸PEG7グリセリルや、ラウレス硫酸ナトリウムと同等のオレフィンスルホン酸ナトリウムの配合など、大雑把な処方であり、髪のケアや頭皮の状態の改善に寄与するようなクオリティではないといえるでしょう。
言い換えると、使用感のわりに脱脂力が非常に強いという特徴があるため、頭皮に良い植物エキスが配合されているからといって頻繁に使い続けると肌バリアが奪われる方が強くなってしまい、外科的にデメリットの方が大きく顕在化してしまうそういう結果になりかねません。
細かいところでは、サリチル酸やメントール、安息香酸ナトリウムなどの刺激性も意外とチクッとくるかもしれません。
洗浄力の高さといい、肌に優しいタイプのシャンプーとは言えないようですね。
商品説明文とは矛盾しますが,全成分表で判断するのであればそのような結論になるかと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。