悪くないオーガニック系シャンプーと言っていいでしょう。
ベースにダマスクバラ花水ですから、リッチなバラの香りや抗酸化作用も期待。
洗浄剤は酸性せっけんのラウレス-6カルボン酸Naやアミノ酸系のココイルグルタミン酸TEAと、肌には極力マイルドと言える低刺激性と、適度なサッパリ感。
良いですね。
そしてアロマオイル、オーガニックエキスと呼ばれる成分が並ぶ中盤。
宗教儀式にも使われ、黄金よりも価値があるとも言われた「乳香」の素、ニュウコウジュ油。バラの一種、ニオイテンジクアオイ油(ゼラニウム)、ティーツリー油はγーリノレン酸含有の抗菌作用も有するオイル。
セイヨウニワトコ花エキス、オレンジ、ラベンダーは収れん、保湿、抗炎症作用。
ヨーロッパアキノキリンソウエキスはコラーゲン強化の保湿剤。
セージ、カンゾウは抗炎症・血行促進など。
全体としては、とてもエスニック、スパイシーといった特徴の乳香油を筆頭に個性的なアロマオイル、エキスが魅力的なシャンプーで、
なおかつベースもマイルドな優良シャンプーの1つと数えて差し支えないでしょう。
唯一、コンディショニング効果は大してないので、ダメージヘアにはやや厳しいところですが、
マイルドでオーガニックな商品をお探しの方には申し分ない一品といえます。
この手の製品の中では久しぶりに使いたいな、と思わせられる出来であります。