解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
クラシエホームプロダクツブランド名
クラシエ容量
200ml参考価格
1980円1mlあたり
9.9円JANコード
4901417551504ASIN
B0C1X1T8ND発売日
20230409KaisekiID
9039全成分
クラシエが2023年に発売する「冷シャンプー」について解説しています。このシャンプーは、超冷涼成分が配合されており、汗をかいてもサラサラ感が持続します。また、頭皮を爽快に保つスカットクリアで、クールシトラスフレッシュの香りが特徴的です。
おなじみの冷シャンプーの最新版(2023)ですが、その性能はアップしているのでしょうか。それとも、容器だけのアップグレードに留まるのでしょうか。中身を確認してみましょう。
ラウレス硫酸Naですね。ベース洗浄剤は。
もうこの時点で気持ちが沈んでしまいますが、他の部分で改善が見られるかもしれません。
ラウレス硫酸Naはご存知、高洗浄力で低コストな代表格の成分です。浸透こそしませんが、表面洗浄力があまりに強いため、乾燥や髪バサバサといった事態を引き起こします。
当然、筆頭に挙げられるのはメントール。さらにカンフルやハッカ。これらの成分が強いクール感を感じさせる役割を果たしていますね。
その他には、ユキノシタエキス、コメヌカエキス、サッカロミセス/コメヌカ発酵液エキス、アロエベラ葉エキスを含んでいます。ユキノシタエキスは、美肌に優れた効果があるとされています。コメヌカエキスは、保湿効果があり、肌の潤いを保つのに役立ちます。サッカロミセス/コメヌカ発酵液エキスは、肌の新陳代謝を促進し、肌を若々しく保つことができます。アロエベラ葉エキスは、肌を落ち着かせる効果があります。
そして、ラウロイルメチルアラニンNaが添加されていますね。アミノ酸系洗浄剤で、比較的さっぱり感のある素材です。また、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルという非イオン界面活性剤が、潤滑性を付与する役割も。
そのため、意外と洗い上がりに滑りを感じる可能性がありますね。ラウレス硫酸Na特有のさっぱり感だけでなく。
この製品は、クールな感覚を楽しめるだけでなく、強力な洗浄力による爽快感も得られます。さらに、潤滑性を残すような仕上がりになっています。製品はダメージリペア効果はありませんが、一時的にコンディショニング効果を感じられるかもしれません。
洗浄力が強いという利点がありますが、洗剤の品質がそこまで高くないという欠点もあります。価格が高いため、そろそろ洗剤の品質にも注目してほしいと考える人も多いでしょう。
クラシエ 冷シャンプー (2023) は改良された点もあるものの、基本的なラインは旧態依然としており、クール系シャンプーの中では相変わらず品質が低いと言わざるを得ません。
クラシエ 冷シャンプー (2023) の品質は低く、価格も高めです。添加剤が多少改善する程度ではなく、しっかりベース部分を向上していってほしいと感じますね。
理容室などでこのシャンプーを使っているところもあるのかもしれませんが、クオリティ面では考え直す余地があるかもしれません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。