解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
noiryブランド名
noiry容量
130ml参考価格
2970円1mlあたり
22.8円JANコード
4595121589030ASIN
B0BYWWCCLD発売日
20230409KaisekiID
9067全成分
ドライヤーやヘアアイロンの熱に反応し、髪の傷んだ部分を補修するトリートメント剤です。洗い流し不要で、ドライヤーで乾かすだけで全体になじませます。美容保湿成分をたっぷり配合し、髪の内側と外側の両方からケアするというアウトバストリートメント。
果たして、その実力と安全性はどうなっていると思いますか?決して安くはない商品、その真価が問われます。3000円に迫る価格をどう説得力を持たせるのか注目してみていきましょう。
成分中にカチオン界面活性剤を含みますが、このタイプ(ジメチルステアラミン)は肌に優しく、アウトバストリートメントでも問題ありません。
しかし、ステアルトリモニウムクロリドは別。4級カチオン界面活性剤で、脱毛剤の主成分にもなるタンパク変性作用が非常につよい成分です。配合量は危険なほど多くはなさそうですが、安全と言えるほど微量でもないでしょう。
そのため、この後ご紹介する毛髪補修成分の数々が活かしきれるかどうか、非常に微妙な情勢となってきています。
このアウトバストリートメントの有益性にも目を向ける必要があるでしょう。
まず、補修効果が結構なレベルです。メドウフォームラクトンと加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオール、そしてカシミヤヤギケラチンによるしなやかな補修効果で、髪が硬くなることなく、ダメージレスな状態のように仕上げることが期待されます。
カチオン界面活性剤も含まれているので、当然即効性のあるサラサラ感も感じられるでしょう。トリートメント剤としては優秀です。これは間違いありません。しかし、安全性がベースにない、やや無謀な挑戦であるとも言えます。
メリットを重視するか、デメリットに目を向けるべきか
髪だけに塗布するとしても、髪が肌に触れれれば肌につけているのと同じです。また、汗で次第に頭皮に流れていることも考慮すれば、頭皮に塗っていることとも同義です。
そのため、安全性についてはことさら重視するべきであるのです。
そういった意味でも、このnoiryのアウトバストリートメントは少々お勧めするには気が引けるのであります。
noiry アウトバストリートメント ヒートプロテクションは、補修効果自体は高く、良質であると感じることができる製品といえます。
ただし、許容レベルを超えていると思われるリスクがあり、なんなら洗い流して使いたいような処方であり、安全面ではオススメできない内容です。
あえて危険を冒すよりも、リスクが低くて効果的なものをお探す方が理に適っているので、選択肢を広げてみることをオススメしたいと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。