Ingredient Analysis

オレイルアルコール

成分 50件の商品に配合 ID: 1352
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-15

安全性
+15

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名オレイルアルコール
慣用名・別名油醇
INCI名Oleyl Alcohol
化学式C18H36O
分子量268.48 Da
由来動物性,植物性,合成
推奨配合濃度2〜10%
EWGスコア5/10
コメドジェニック度3/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +15
成分の素材品質・配合価値
安全性 -15
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

不飽和脂肪族アルコール(C18:1)。オレイン酸由来の油性成分で、エモリエント・増粘・乳化補助・溶剤として機能する。皮膚や毛髪表面に柔軟性を与え、脂質バリア補完効果を持つ。浸透促進剤としても知られ、他の有効成分の経皮吸収を高める作用がある。動物由来(マッコウクジラ・牛脂)または植物由来(オリーブオイル)・合成品が存在。軽度の皮膚刺激性報告あり。コメドジェニック度はやや高め。

オレイルアルコールの解析

オレイルアルコールは、炭素数18の不飽和脂肪族アルコールで、化学式 C18H36O を持つ油性成分。オレイン酸(Oleic Acid)から誘導され、二重結合を1つ持つシス構造が特徴。乳液・クリーム・ヘアトリートメントなど幅広い化粧品に「エモリエント剤・増粘剤・溶剤・乳化補助剤」として配合される。

最大の特徴は経皮吸収促進効果。角質層の脂質二重層に取り込まれ、バリア構造を一時的に緩めることで、ビタミンCや育毛剤などの有効成分を深部へ届けやすくする。医薬品のトランスダーマルドラッグデリバリー(TDD)分野でも研究されており、化粧品成分の中では珍しく「デリバリー素材」としての顔を持つ。ちょうど皮膚の「ドアのすき間を広げる」イメージ。

保湿・エモリエント面では皮膚表面に薄い油膜を形成し、水分蒸散を抑制。毛髪にはキューティクルへのなじみが良く、しなやかさと光沢を付与する。増粘効果により製剤のテクスチャー調整にも貢献。

一方で注意点もある。ウサギ・モルモットを用いた皮膚刺激試験では軽度〜重度の刺激作用が報告されており、高濃度配合では敏感肌への影響が懸念される。またコメドジェニック度が比較的高く(2〜3程度)、ニキビ肌・毛穴詰まりが気になる方への使用には注意が必要。もともとマッコウクジラ由来だったが、捕鯨規制後は植物油・牛脂由来または合成品が主流となり、動物倫理の観点から改善が進んでいる。

類似成分のセチルアルコール(飽和・C16)やステアリルアルコール(飽和・C18)と比べると、不飽和結合を持つためより低融点で液状に近く、浸透性が高い反面、酸化安定性がやや劣る。製剤設計では酸化防止剤との併用が推奨される。

相性の良い成分

セテアリルアルコール グリセリン ホホバ油

相性の悪い成分・混合注意

高濃度の陽イオン界面活性剤 パラベン

オレイルアルコールを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)