解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
資生堂ブランド名
Cle de Peau Beaute クレドポーボーテ容量
125ml参考価格
5500円1mlあたり
44円JANコード
4514254036075KaisekiID
8346全成分
5000円クラスの高級洗顔料。でありながら、いわゆる石鹸という代物。
石鹸自体はご存知のように、大変チープな素材です。100円均一でも買えるものを、5000円払って買う価値が果たして見いだせるのでしょうか。
この洗顔料は、石鹸ベースであると同時にアミノ酸系洗浄剤ミックスでもあります。それと、シルクやダイヤモンド末、真珠タンパク配合という側面も。このあたりが違いといえば違いですね。
ただし、総合的に果たして高級な洗顔料といえるのかどうか。
普通の石けんよりはマシ、というのがメリットといえばメリットです。
石けんに比べて肌に多少ソフトになっていて、泡質もきめ細かくなっています。優雅な、という宣伝文句もあながち間違いではなさそうですね。
使用感はたしかに工夫されていて、高級感のようなものを感じることはできそうですが、残念ながら石けんベースという根本は変わりません。
石けんの残念なところは、アルカリ性であるということ。
アルカリによって、肌の保湿成分はごっそりと溶出してしまいます。ラウリル硫酸ナトリウムの洗顔料で洗ったときよりも。
そのため、使用感がもっちりしていようが、しっとりだろうが、かなり乾燥させられるという特性は変わりません。
優雅な使い心地のあとは、カピカピに乾いた肌が残るというわけ。
純粋な石けんよりはマシというだけで、5000円の値打ちがあるものとは思えない。
使用感が良いというだけで、肌を美肌に仕向けてくれるものではない。
ブランド力はあっても、石けんは石けん。石鹸が突然肌を潤いで満たしてくれるということはない。
もし、本当に汚れを落として美肌もキープしたいと考えているなら、石けんを使うこと自体を考え直したほうが良いでしょう。アルカリの石けんよりも、弱酸性の洗顔料のほうがずっと美肌に近づけることは明白です。
ダイヤモンドや、良質な保湿剤が入っているから、美肌になるのではありません。洗浄剤がトンチンカンだったら、付け合せがなんであろうが肌を傷めてしまうのです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。