解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ブランド名
マイナチュレ容量
250ml参考価格
3172円1mlあたり
12.7円JANコード
4589565730370KaisekiID
9316全成分
化粧品業界において、高品質な成分と効果を求める消費者の声に応える商品が増えています。その中でも、マイナチュレの「ナチュラルクリアケアトリートメント」は、豊富な成分を誇る商品の一つです。
また、この商品は、使用感に優れたトリートメントとして注目を集めています。しかし、その成分や効果については、消費者の間で意見が分かれているようです。それでは、この商品が本当にその価値があるのか、その真相を解析してみましょう。
このマイナチュレの「ナチュラルクリアケアトリートメント」は、多数の成分を含んでおり、それぞれが髪や頭皮への効果を持つとされています。しかし、成分の数が多すぎるため、それぞれの成分が有効濃度に届くかどうかは疑問とされています。
また、この商品は250mlで3172円という価格設定になっており、1mlあたり約12.7円となります。この価格は決して安いとは言えませんが、使用感に優れているとの評価が多く見られます。
解析ドットコムでのランキングは2481個中2268位で、総合点は5点満点中1.28点となっています。素材のレベルや使用感の数値が優れていますが、安全性や育毛力の評価は低めになっています。基本的に成分の数が92個と多すぎる関係で、評価がかなり辛めになっていることを前提に見てください。
口コミではユーザーの評価はあまり高くない傾向のようですが、使用感に関しては4.6点と高評価を得ています。早速内容を見ていきましょう。
この商品には多数の成分が含まれていますが、特に注目すべき成分として「ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」や「オレンジラフィー油」、「γ-ドコサラクトン」などが挙げられます。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、またはペリセアとも呼ばれる成分は、洗浄剤の刺激を抑制し、指通りを改良し、キューティクルを整える効果があります。また、浸透性が良く、補修作用もあり、補修成分の浸透を助けます。髪への浸透速度はわずか1分と驚くべきものであり、タンパク質の構成に必要なアミノ酸を補うことで髪の細胞間脂質構造が再生され、保湿力がアップします。さらに、ペリセアは天然系の界面活性剤で安全性が高く、生分解性が高いため、環境にも優しい成分となっています。
オレンジラフィーオイルは天然の貴重な成分であり、肌にほぼ負担をかけず、高い浸透力を持っています。このオイルは肌に親しまれており、保護や保湿に優れた特徴があります。また、人の肌に非常に近い成分であるため、美容液だけでなくヘアケア製品にも使用されます。
γ-ドコサラクトンは、エルカ酸から誘導された環状エステルです。シャンプーやコンディショナー、トリートメントなどの製品に幅広く使用されています。この成分には、キューティクルの再疎水化やハリコシの改善などのヘアコンディショニング効果があります。熱を加えると髪の内部に浸透し、髪を補修します。また、使用後だけでなくシャンプー後も効果が持続します。そのため、キューティクルを修復し、クセや絡まり、ハリやコシのない広がりやすい髪の悩みを改善します。
この商品の最大のメリットは、使用感の良さと保湿力です。使用感については5点満点中4.6点と高評価を得ており、保湿力についても5点満点中4点と評価されています。ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)などの活躍でコンディショニング効果もある程度実現されれば嬉しいところですね。さらに、3カチ(3級カチオン界面活性剤)ベースということでトリートメントにしては安全性が高めという見方もできるでしょう。
一方で、この商品のデメリットとしては、価格が高いことと、成分の数が多すぎるため、有効濃度に届く成分が必然的に少なくなる可能性があります。
マイナチュレの「ナチュラルクリアケアトリートメント」は、使用感や保湿力に優れた商品です。しかし、価格が高いため、その価値を十分に発揮できるかどうかは、各成分の有効濃度や安全性などを考慮する必要があります。ただ、肌にある程度優しいのは間違いないといえますので、その点を評価して試されるのは全く間違った判断ではないと言えるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。