解析結果
総合点
1.74総合ランク
2550個中 1880位成分数
29植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
ホーユーブランド名
Hoyu容量
200ml参考価格
1008円1mlあたり
5円JANコード
4987205834219ASIN
B087LWLK1D発売日
20200424KaisekiID
8820解析チームです。髪のケアに悩む皆さん、こんにちは。今日は、ある製品について深掘りしていきます。美しい髪を求める多くの人々が注目する、某有名ヘアケアブランドの新作。そう、プロマスター スウィーティア ヘアトリートメントです。
皆さん、トリートメントって本当に髪にいいの?と思ったことはありませんか?実は、その疑問、的を射ているんです。今回は、このプロマスター スウィーティア ヘアトリートメントを徹底解析し、その真の姿に迫ります。
ホーユーといえば、プロ仕様の製品で知られる老舗メーカー。美容室でよく見かけるブランドですよね。でも、プロ仕様イコール高性能というわけではないんです。それでは、さっそく中身を見ていきましょう。
解析結果によると、プロマスター スウィーティア ヘアトリートメントの総合順位は2588個中1899位。おや、これはちょっと意外な結果かもしれません。総合点は5点満点中わずか1.73点。これはかなり低い評価ですね。
特に注目すべきは素材のレベルが5点満点中0.5点という驚くべき低さです。一方で、保湿力は4.1点とかなり高めの評価を得ています。この対照的な結果は何を意味するのでしょうか?
成分を見てみると、水、セテアリルアルコール、ジメチコンが上位を占めています。これらは一般的なヘアケア製品によく使われる成分ですが、特別な効果を期待できるものではありません。
注目の成分として挙げられている酒石酸は、確かに保湿効果があります。しかし、これはヘアケア製品というよりも、スキンケア製品でよく使われる成分です。髪の毛に対する直接的な効果は限定的かもしれません。
まず、このトリートメントのメリットを見ていきましょう。カチオン性界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリド)の使用により、髪の表面に吸着してコンディショニング効果を発揮します。これは多くのトリートメント製品に共通する特徴ですが、効果は確かです。
また、シリコーン(ジメチコン、アミノプロピルジメチコンなど)の配合により、髪の表面をコーティングし、なめらかさと艶を与えます。特にアミノ変性シリコーンは、髪への吸着性が高く、持続的な効果が期待できます。
余談ですが、シリコーンって悪者扱いされがちですよね。でも、実は髪や肌に対してほとんど化学変化を起こさない、安全性の高い成分なんです。毛穴詰まりの心配もほとんどありません。ただし、使いすぎには注意が必要ですよ。
デメリットとしては、コンディショナー程度のヘアケア効果しか期待できない点が挙げられます。トリートメントと銘打っているわりに、特別な補修効果は期待薄です。
さらに気になるのは、アミノ変性シリコーンのビルドアップ(蓄積)の可能性です。使い続けることで、髪に過度なコーティングが形成され、逆に髪の健康を損なう可能性があります。
ここで豆知識。カチオン性界面活性剤って、実は髪だけじゃなく頭皮にも影響を与えるんです。頭皮に残留すると、毛穴を詰まらせたり、炎症を引き起こしたりする可能性があります。だからこそ、しっかり洗い流すことが大切なんですね。
プロマスター スウィーティア ヘアトリートメントは、一見するとプロ仕様の高機能トリートメントに見えますが、実際はごく普通のコンディショナーと大差ない製品だということがわかりました。
保湿力は高いものの、髪の補修や頭皮ケアの面では期待薄。シリコーンによる一時的な艶やなめらかさは得られますが、長期的な髪の健康改善は難しいでしょう。
このトリートメントは、特別なケアを必要としない健康的な髪の方や、短期的な仕上がりを重視する方には適しているかもしれません。しかし、damaged or chemically treated hairの方や、本格的な髪質改善を目指す方には物足りない結果になりそうです。
結局のところ、このトリートメントは「プロ仕様」という看板に偽りありという印象です。本当に髪のことを考えるなら、もっと成分にこだわった製品を選ぶべきでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。