成分数 | 洗浄剤数 | エキス系 | 特効 | ダメ |
---|---|---|---|---|
23 | 5 | 3 | 2 | 0 |
ラウロイルメチルアラニンNaを軸にしたちょっと洗える系のアミノ酸系シャンプー。
アミノ酸系では洗える方ですが、一般的な市販品に比べると泡立ちや洗浄力はマイルドに感じられるでしょう。
その分、肌には低刺激で、ダメージ毛にも適した設定と言えます。
優しい洗浄性の他に、肌への美容効果が高い点が特徴といえます。
油溶性ビタミンCであるテトラヘキシルデカン酸アスコルビルの配合や、ビルベリー、ブドウエキスを配合し、浸透性を高めるジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)を配合。
洗いながらにして、頭皮へのエイジングケア効果、薄毛予防効果などを期待させる内容となっています。
全体としては概ね美容効果に優れる気の利いたシャンプー、と言えますが、洗浄剤の質の部分では意見が分かれるかもしれません。
というのも、やはり泡立ちの貧弱さは容易に予想できてしまう部分なので、さっぱりした洗い上がりを好まれる場合はかなり相性が悪くなる可能性もあります。
特に、油溶性ビタミンCのような優秀な成分の副作用?として、配合量が多いとベタつくという弱点があり、このシャンプーの泡立ちの悪さを助長する可能性もあるからですね。
このしっとり感を美容液っぽいと捉えるか、シャンプーとしての完成度が低いと捉えるかで結論が全く変わってしまいそうな一品と言えるのです。
値段を考慮しても、やはり洗浄剤の部分はもうひと声クオリティが欲しかったかな、という感じはどうしてもしますね。
とりあえずアミノ酸系にした、という感じで、使用感の微調整的な部分が抜け落ちてしまっている感じは否めません。
しっとり感、美容液っぽい感触が好みであれば、この点は問題視する必要ないわけですが、シャンプーの泡立ちはどうしても重要なチェックポイントとなりがちなので、少し指摘をさせていただきました。
・頭皮の時計遺伝子に働きかける「クロノシャルディ」配合。乱れがちな肌リズムを整え、健やかな地肌へと導きます。
・植物由来エンドルフィン「ハッピーベル」配合。みずみずしく、やわらかな地肌へ。
・「キュアベリー 」配合。ダメージを受けた地肌を癒し、いきいきとした状態に。
・約98%天然由来成分
・10種類の成分を除去(シリコン、パラベン、紫外線吸収剤、酸化チタン、卵由来成分、乳由来成分、甲殻類由来成分、合成着色料、石油系界面活性剤、鉱物油)
・9種類のエッセンシャルオイルにパフュームを独自に調合したフレグランス。イランイラン、パチョリ、ベルガモットなどが合わさった、エキゾチックでフロリエンタル調の香り。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。