総合点
1.58総合ランク
350個中 276位成分数
59植物エキスの数
26コスパ
0安全性
0素材の品質
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
1メーカー
アルジェランブランド名
アルジェラン容量
500ml参考価格
925円1mlあたり
1.9円JANコード
4571242815296KaisekiID
7698全成分
すさまじいですよね、全成分表。
植物エキスが一体何種類配合されているの?という感じで、スーパーボタニカルボディソープっていう雰囲気を醸し出しています。
ところが、ですが。
このボディソープのすごいところは、実はただの石鹸である、ということにつきます。
厳密に言うとコカミドプロピルベタイン(両性界面活性剤)やソープナッツエキスの清浄作用の配合もありますが、ほぼほぼ単純な石鹸と同様とみていいようなものです。
すさまじい数の植物エキスが配合されている点については、1つ1つの配合量はきわめて微量で、植物エキス総量自体は添加物程度の量に過ぎない、ということです。
もちろん、植物エキスをとんでもない量配合したら、ベッタベタになってしまうのでそもそも無理という事情もあります。
ということで、全体を俯瞰してみると実はただの石鹸ということが見えてくるのです。
さらに悪いことには、植物エキスは必ずしもメリットだけとは限らないということ。
例えばレモン果皮油は、グレープフルーツ果皮油の5倍の光毒性があります。
紫外線エネルギーを放出して肌を酸化させたり、シミの原因になる成分です。
ダマスクローズの香りなどは役に立ちそうですが、これだけの種類配合しているわりに恩恵はほとんど期待できそうもありません。
そもそも、ベースの石鹸によるデメリットは、ちょっとした植物エキスのメリットをはるかに凌駕します。
石鹸はアルカリ性なので、肌の保湿因子を溶かし出す作用があり、圧倒的な乾燥をもたらします。
香りがどうとか、植物の保湿効果とか、その程度では石鹸のデメリットを補うには弱いのです。
脱脂力をもつオレンジ油の添加などを考慮すれば、単純な石鹸よりも肌を乾燥させる効果が高い可能性が高いので、肌の保湿を考慮するならば使いたくないタイプといえますね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。