解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ネイチャーラボブランド名
ダイアン容量
400ml参考価格
990円1mlあたり
2.5円JANコード
4580632114871KaisekiID
7807全成分
ダメージリペアと言うものの、実態は期待はずれ?
90%以上天然由来成分、という宣伝がなされているシャンプーですが、天然由来が何パーセントであろうと、品質自体にはあまり関係がありません。
もちろん安全性においても、天然由来だから安心というのはまるで間違った認識です。
例えば、インゲン豆を調理せずに食べたら、誰でも中毒を起こしてしまうような毒性があるように。
ジャガイモの芽もしかり。殺菌性を持つ植物エキスなどは、見方を変えれば全て毒です。
なので、天然由来が多いから安心できるというのは嘘です。
それを踏まえてこのシャンプーを見ると、まずベースの洗浄剤が非常に脱脂力が高いもの。
ラウレス硫酸ナトリウムと同じような成分である、オレフィンスルホン酸ナトリウム。それにスルホコハク酸パレス二ナトリウム。
天然由来かどうかという以前にとても安っぽい,低コストな洗浄剤でできているというのが特徴となっています。
この時点で、ダメージヘアに適したシャンプーでないことは薄々と感づく人も多いでしょう。
では、ダメージリペア要素がどこかにあるのか。
ざっと見ていくと、加水分解エンドウタンパク、ウチワサボテンエキス(オプンチアフィクスインジカ種子油)あたりが配合されているのは分かります。
一定の保湿効果や、皮膚の保護作用などを期待できる構成ではありますが、ダメージヘアを積極的に補修しようという感じはあまり受けません。
どちらかというと洗浄力が高すぎる側面が目立ってしまいますし、この程度の補修材料では髪にメリットを残すレベルというのはあまり高くないでしょう。
失うものの方が多くなるような感じですね。
ひとつ救いがあるとすれば、本当に微量ですがココアンホ酢酸ナトリウム、ココイルメチルタウリンナトリウムといった洗浄剤の刺激や、過度な脱脂力を若干抑制する界面活性剤が含まれていること。
これによって、使用感は多少ましになると思われます。
それでも全体的なクオリティとしては、やはり値段なりというしかない印象ですね。
いくらバジルの香りがアクセントになっていたとしても、この低品質なレベルを底上げしてくれるものではないでしょう。
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