薬用 柿渋 ボディソープの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

薬用 柿渋 ボディソープの解析結果

総合点2.71
306個中121位
品質1.3 %
成分数29
1mlあたり0.7円 %
安全性3.4 %
エキス類5
詳細情報
  • 薬用 柿渋 ボディソープの詳細情報
  • [発売日]
  • [JANコード] 4513574016545
  • [ランキング] 121位 306個中/
  • [ポイント(5点中)] 2.71点
  • [ジャンル] BS
  • [容量] 350ml
  • [参考価格] 230円
  • [1mlあたり] 約 0.66円
  • [商品ID] 8225
  • [ASIN]
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] g
  • [成分数]29
  • [洗浄剤数]3
  • [エキス類]5
  • [特に優れた成分]2
  • [要注意成分]1
販売元による宣伝文
●天然由来成分 柿渋エキス(保湿成分カキタンニン)+殺菌成分イソプロピルメチルフェノール配合のボディソープです。●ニオイのもとを殺菌・消毒。体臭、汗臭を防ぐ。●たっぷり豊かな泡立ちで気になるニオイの原因となる汗や汚れ、余分な皮脂・古い角質をしっかり清浄。●高保湿成分ヒアルロン酸配合。お肌をやさしくケアしてハリとツヤを与えます。●さわやかな香りが広がり、気分までリフレッシュします。●お肌と同じ弱酸性。
薬用 柿渋 ボディソープ解析チャート

薬用 柿渋 ボディソープの解説

概要

  1. メーカー:熊野油脂
  2. ジャンル:ボディソープ
  3. 注目成分:ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、スルホコハク酸ラウリル2Na
  4. 星:★★★★☆(3.5)

どんなメリットがある?

柿渋系のボディソープ、といったらこれを選びましょう。

おそらく、弱酸性タイプの柿渋はこれだけ。品質的にも他を圧倒。

恐ろしく値段が安い製品ですが、中身は意外に、そんなに安っぽくありません。

まず、ベースの洗浄剤がスルホコハク酸ラウリル2Na+ラウレス硫酸Na

一見すると安っぽそうですが、ラウレス硫酸Na単体のものよりは洗浄力が控えめで、環境分解性も優れています。

わりと高い洗浄力がありながら、肌や環境により優しい(しかも弱酸性)ということ感じですね。

加えて、疑似セラミド(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)配合。この成分はセラミドをモデルに作られた優秀な保湿成分で、さらにヒアルロン酸Na、ツバキ油、アロエが保湿効果を残してくれます。

もともと、弱酸性で肌の内部の保湿因子を溶かさない、という利点がある上に、これらの質の良い保湿成分がさらに潤いを付与してくれます。

続いて柿渋こと、カキタンニンの収れん作用。同じく硫酸亜鉛も収れん作用。皮脂や汗を抑制するほか、加齢臭の成分を分解する働きにより、体臭を防ぐ効果があります。

有効成分イソプロピルメチルフェノールも、体臭の原因菌を殺菌。

モモ葉エキス、ビタミンCリン酸Mgが抗酸化作用を付与。といった具合に、実にバリエーションの多いメリットを持つボディソープなんですね。

これが、200円そこらで売られているという事実ですよ。

デメリットは?

たしかに、一級品の洗浄剤と比べると見劣りする面は否めません。やや洗浄力が理想よりも高いことも事実でしょう。

ただ、髪を洗うシャンプーとは違い,肌を洗うだけのボディソープは洗浄剤の粗さを感じにくいというメリットがあります。

髪が絡まる、というような心配がないため、弱酸性のラウレス硫酸Naベースでも快適に洗える、という違いが大きいのです。

さらに、スルホコハク酸ラウリル2Naで洗浄剤の強さを抑え、両性界面活性剤+非イオン界面活性剤を加えてかなり使用感は優しく感じるはず。

ポリクオタニウムー7の配合により、泡質も割ときめ細かいものとなるでしょう。

これはもはや、デメリットではなく普通に良いボディソープに思えてくるレベルです。

まとめ

柿渋系ボディソープでは迷うことなく、熊野油脂の薬用柿渋ボディソープ。そう覚えましょう。

非石鹸なので弱酸性。肌の潤いを過度に奪うことがありません。

さらに、ラウレス硫酸Na単体ではなく、スルホコハク酸ラウリル2Naとのミックスなので、より優しい。環境にも優しい。

質の良い保湿成分と、優れた加齢臭・皮脂抑制成分。

これ、ふつうに良いボディソープの1つのように思えてきました。

少なくても、この値段のボディソープの中ではベスト3に入るクオリティかもしれません。

個人的にもこれは試してみたいと思います。オススメです。

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・肌の引き締め成分として硫酸亜鉛を添加しています。
硫酸亜鉛
・カキタンニンは柿渋に1%-2%程度含まれる成分で、高い収れん作用と加齢臭を分解して消す効果を付与。
カキタンニン
バラ科モモの葉から得たエキス。成分としてタンニン、フェノール、アミノ酸、フラボノイド、ニトリル配糖体を含んでいます。保湿作用、抗炎症(抗アレルギー)作用、抗酸化(過酸化物抑制)作用、刺激緩和作用、抗菌作用がある。
モモ葉エキス
コストが安いパール化剤。典型的な白色のパール化に用いられる処方が容易な素材。
ジステアリン酸グリコール
ツバキ油
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
濃グリセリン
アロエエキス(2)
ヒアルロン酸。
ヒアルロン酸ナトリウム(2)
主にラウレス硫酸ナトリウムのこと。強い洗浄力と泡立ちが特徴で、安価なため多くのシャンプーに使われています。ラウリル硫酸ナトリウムと比較すると分子量が大きいため皮膚に浸透しにくい。その特徴から、皮膚刺激性は低いが肌バリアを強く洗浄するため、他の要素による皮膚刺激を誘発することも考えられる。コンディショニング効果はないに等しい。脱脂力が強すぎるため皮膚の弱い方にはおすすめできない。
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩