解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
熊野油脂ブランド名
薬用柿渋容量
350ml参考価格
230円1mlあたり
0.7円JANコード
4513574016545KaisekiID
8225全成分
柿渋系のボディソープ、といったらこれを選びましょう。
おそらく、弱酸性タイプの柿渋はこれだけ。品質的にも他を圧倒。
恐ろしく値段が安い製品ですが、中身は意外に、そんなに安っぽくありません。
まず、ベースの洗浄剤がスルホコハク酸ラウリル2Na+ラウレス硫酸Na。
一見すると安っぽそうですが、ラウレス硫酸Na単体のものよりは洗浄力が控えめで、環境分解性も優れています。
わりと高い洗浄力がありながら、肌や環境により優しい(しかも弱酸性)ということ感じですね。
加えて、疑似セラミド(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)配合。この成分はセラミドをモデルに作られた優秀な保湿成分で、さらにヒアルロン酸Na、ツバキ油、アロエが保湿効果を残してくれます。
もともと、弱酸性で肌の内部の保湿因子を溶かさない、という利点がある上に、これらの質の良い保湿成分がさらに潤いを付与してくれます。
続いて柿渋こと、カキタンニンの収れん作用。同じく硫酸亜鉛も収れん作用。皮脂や汗を抑制するほか、加齢臭の成分を分解する働きにより、体臭を防ぐ効果があります。
有効成分イソプロピルメチルフェノールも、体臭の原因菌を殺菌。
モモ葉エキス、ビタミンCリン酸Mgが抗酸化作用を付与。といった具合に、実にバリエーションの多いメリットを持つボディソープなんですね。
これが、200円そこらで売られているという事実ですよ。
たしかに、一級品の洗浄剤と比べると見劣りする面は否めません。やや洗浄力が理想よりも高いことも事実でしょう。
ただ、髪を洗うシャンプーとは違い,肌を洗うだけのボディソープは洗浄剤の粗さを感じにくいというメリットがあります。
髪が絡まる、というような心配がないため、弱酸性のラウレス硫酸Naベースでも快適に洗える、という違いが大きいのです。
さらに、スルホコハク酸ラウリル2Naで洗浄剤の強さを抑え、両性界面活性剤+非イオン界面活性剤を加えてかなり使用感は優しく感じるはず。
ポリクオタニウムー7の配合により、泡質も割ときめ細かいものとなるでしょう。
これはもはや、デメリットではなく普通に良いボディソープに思えてくるレベルです。
柿渋系ボディソープでは迷うことなく、熊野油脂の薬用柿渋ボディソープ。そう覚えましょう。
非石鹸なので弱酸性。肌の潤いを過度に奪うことがありません。
さらに、ラウレス硫酸Na単体ではなく、スルホコハク酸ラウリル2Naとのミックスなので、より優しい。環境にも優しい。
質の良い保湿成分と、優れた加齢臭・皮脂抑制成分。
これ、ふつうに良いボディソープの1つのように思えてきました。
少なくても、この値段のボディソープの中ではベスト3に入るクオリティかもしれません。
個人的にもこれは試してみたいと思います。オススメです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。