Ingredient Analysis

ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム液

アニオン界面活性剤 6件の商品に配合 ID: 88395
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+30

安全性
+20

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム液
医薬部外品名ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム液
慣用名・別名スルホコハク酸ラウレス2Na
INCI名Disodium Laureth Sulfosuccinate
化学式C18H31NaO7S・NaHSO3付加体(エトキシル化ラウリルスルホコハク酸二ナトリウム)
由来合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域3.0〜8.0
EWGスコア4/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

アニオン界面活性剤(スルホコハク酸系)。低刺激性と優れた起泡力を兼ね備え、弱酸性域でも安定した洗浄力を発揮。ベビーシャンプーや敏感肌向け処方にも採用される穏やかな洗浄剤で、さっぱりとした洗い上がりが特徴。

ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム液の解析

ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム(INCI名:Disodium Laureth Sulfosuccinate)は、ラウリルアルコールに酸化エチレンを付加したエトキシル化アルコールとスルホコハク酸とのハーフエステル二ナトリウム塩であり、アルキルスルホン酸塩型のアニオン界面活性剤に分類されます。医薬部外品原料規格2021(外原規2021)に収載されており、日本国内での使用実績は20年以上にわたります。

最大の特徴は低刺激性と高い起泡力の両立です。通常の硫酸塩系洗浄剤(ラウレス硫酸Naなど)と比較して皮膚・眼への刺激性が著しく低く、弱酸性領域でも安定した泡立ちを維持できるため、ベビーシャンプー・敏感肌向けシャンプー・ボディソープ・洗顔料など、低刺激処方を必要とする製品に広く配合されています。インドの研究機関による検証でも起泡力(泡の高さ170mm)が確認されており、エトキシル化の有無に関わらず優れた起泡性を示すことが報告されています。

一方で、保湿力・補修力・コンディショニング効果はほとんど期待できない純粋な洗浄目的の成分です。洗い上がりはさっぱりとした感触で、しっとり感や指通りへの寄与は少なく、コンディショナーや保湿成分との併用が推奨されます。皮膚刺激性は「ほとんどなし〜中程度」と評価されており、高濃度での使用や原液との接触では注意が必要です。

環境負荷については、エトキシル化プロセスに起因するわずかな懸念があるものの、一般的なラウレス硫酸系と比較すると比較的穏やかな影響にとどまるとされています。他の両性界面活性剤(コカミドプロピルベタインなど)との組み合わせで泡質改善・低刺激化の相乗効果が得られやすい成分です。

相性の良い成分

ベタイン グリセリン スクロース

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 高濃度の高分子電解質