解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
グローバルプロダクトプランニングブランド名
グランセンス容量
285ml参考価格
1650円1mlあたり
5.8円JANコード
4517161132069KaisekiID
8022全成分
ボディソープを選ぶ時、フレグランス(香り)だけで選ぶのは悪手です。
実際には、きちんと中身を見て選ぶという人の方が少ないかもしれませんが、選択を誤ると肌が潤う、乾燥するというふうに真逆の結果をまねくくらい違ってきてしまいます。
この製品は,ボディソープであるのと同時にハンドソープでもあるということです。両者は実際、特徴がよく似ているのでこのような製品づくりも可能となります。
さて、肝心の洗浄剤はどんなものでしょう。
石鹸とラウレス硫酸ナトリウムです。
出ましたね。アルカリ性のラウレス硫酸系と言う最悪に近い特徴を持っています。
ラウレス硫酸ナトリウムは表面洗浄力が非常に強いですが、弱酸性にできるという強みがあり、その場合皮膚に浸透して潤い成分を奪うということはありません。
しかし、石鹸が存在することでアルカリ性となってしまうため、洗浄力が強い上に肌バリア成分も皮膚の奥から溶かし出されるという悪夢のようなボディソープの出来上がり。
このタイプのボディソープはとても多いのですが、ほんとうに限りなくおすすめしないタイプです。さっぱりしたものが好きな場合でも、さっぱりの限度を超えているので、このタイプは選ばないことをお勧めします。
もうひとつの特徴は、ポリクオタニウム-7やジステアリン酸グリコールなどで使用感を改良しているところ。これは別に悪さをするということではないのですが、あたかも石けんが心地よいように錯覚してしまうのは良くないこと。だって、実はメキメキに乾燥しているわけですからね。使用感がエモリエントだったり、すべすべしたりするのは関係がないということです。
兎にも角にも、この石けん(ラウリン酸、ミリスチン酸+水酸化K)とラウレス硫酸Naタイプは避けたほうが肌のためです。
肌バリアが溶かされ、一掃されて超乾燥状態にされますし、アルカリを中和するのに7−8時間かかるため長時間にわたって肌の善玉菌が増殖できない状態が続いてしまいます。
どう考えても、弱酸性のマイルドなボディソープが肌にとって理想的であり、負担が少なく、肌バリアが最も効率的に形成されやすいので、真逆といえる石けんタイプはおすすめとは言えません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。