解析結果
総合点
3.79
![]() 総合ランク
3075個中
229位
成分数
47
植物エキスの数
7
コスパ
0
安全性
0
素材の品質
0
洗浄剤の品質
0
洗浄力
0
髪補修力
0
育毛力
0
使用感の良さ
0
エイジングケア
0
ホワイトニング効果
0
保湿効果
0
スキンケア力
0
環境配慮
0
浸透力
0
即効性
0
持続性
0
ツヤ感
0
サラサラ感
0
特に優れた素材
4
注意が必要な素材
0
メーカー アレティブランド名 Areti(アレティ)容量 480ml参考価格 2480円1mlあたり 5.2円JANコード 4562373031211KaisekiID 8116全成分 販売元による宣伝文
ヘアアイロンメーカーが熱ダメージと本気で向き合ったヒートガードシャンプー。 3つの成分がヘアアイロン、ドライヤー、カラーで傷んだ髪にツヤと潤いをあたえます。 point1 髪の毛を熱ダメージから保護する “ヒートガード” point2 髪と頭皮の潤いを保ち続ける “保湿” point3 ダメージを保護し、健康な髪を育む “補修”
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Areti(アレティ) ヒートガード シャンプーの解説詰め込み系シャンプーの副反応が心配!?すべてを詰め込みたかったシャンプー!?ある意味ですごい迫力。何もかもを実現しようとしたシャンプー。 ヒートガードという商品名ですが、実際はそれどころではない驚異的な素材の詰め込み方をしています。 では、このシャンプーの持つ可能性を見ていきましょう。 実は何を一番したいシャンプーなの?このシャンプーを成分表から見たとき、まず「え?」っとなるのがピロリジニルジアミノピリミジンオキシド。ミノキシジルばりの効果を持ち、副作用が少ない頭皮ケア成分。毛が生えるとは言わないものの、そのような効果を期待されるタイプです。 同じようなタイプの成分としては、ヒキオキシエキス、ボタンエキスもありますね。 ということで、まずスカルプケア性能が目を引きます。 次に、ダメージケア成分ですね。 ヒートガードというだけあって、ドライヤーの熱で皮膜を形成するシリル化シルクを搭載。さらに、浸透力のペリセア、カチオン化トレハロース、水溶性コラーゲン、ヒアロベール、リピジュアが保湿効果を与え、柔軟性をもたらします。 髪のダメージ部分にしっかりくっつき、補修効果を長持ちさせる効果がありますので、わりと効果的と言えるでしょう。 さらに、非イオン界面活性剤ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルも潤滑性を付与する効果があるので、なおさら指通りはよくなりそうです。 はい、二番目はヘアケア効果が少しじゃないということですね。 余談ですが、ヘアケアという意味ではもう1つ配合されている成分がありまして、ベヘントリモニウムクロリド。4級カチオン界面活性剤。これは・・ちょっとやりすぎでは。手っ取り早いサラサラ感を得られる代償として、極めて強いタンパク変性作用が残ってしまいます。 洗浄剤の質は洗浄剤はアミノ酸系+増粘剤で、中の上といったクオリティ。悪くないですね。 さらっとしていて適度な洗浄力、コンディショニング効果。潤滑性を多く感じる設計で、泡持ちもそこそこ良いでしょう。 ただ、やはり4級カチオン界面活性剤の存在で少しバランスが崩れます。 というのも、洗浄力を多少損ないますし、洗浄剤とカチオン界面活性剤による錯体生成の影響でしつこい付着物が髪についてしまい、蓄積による質感の悪化という事態も想定されます。 つくづく、このカチオン界面活性剤は余計な、悪手ではないかなと思うんですね。 まとめ色々詰め込もうとして、結果何がしたいのかわからない仕上がり。そんなシャンプーです。 ヘアケアがメインだとしても、結果髪にやや重すぎるコーティングが乗ってしまうことで使うほどにクオリティが低下していくような面があります。最初の1回目がピークで、あとは質が落ちていく典型のような処方です。 次に、育毛面でも力を入れているのが特徴ですが、カチオン界面活性剤を入れることで最悪ハゲる危険まで孕むことに。色々混ぜ合わせると、こういうちぐはぐな結果になりやすいのです。 頭皮ケアと毛髪ケアを考えなしに同居させるのは、かなり気をつけないと副反応が心配です。 ある程度素材力があり、全体的には良いシャンプーだとは思うのですが、過ぎたるは及ばざるが如しな面が否めないので、使うときは毎日ではなく、ある程度間隔を空けて使うほうがベターであり、シャンプーの良さを一番出せるかなと思います。
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