総合点
2.76総合ランク
2911個中 759位成分数
43植物エキスの数
5コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
3注意が必要な素材
0メーカー
ヴィークレアブランド名
ビーイーエイト beee 8容量
400ml参考価格
990円1mlあたり
2.5円JANコード
4589546891809KaisekiID
8287全成分
粗雑なベース、魅力の添加成分。良い悪いがゴチャ混ぜで、どこを見るかで評価が変わりそうなタイプです。
ただ、大半を占めるのは洗浄剤ですので、そこの比重は自ずと大きくなるのが普通でしょう。
ベースを重視する、というかふつうに割合の大きい成分が影響大と見る場合、あまり魅力的とはいえないわけです。
このシャンプーのメリットは、ずばり脇役成分の豪華さにあります。ヘアケア成分がとにかく多彩。そこだけ見ると、サロン品並にも見えるクオリティがあります。
洗浄剤の方は逆に、かなり雑な印象です。
オレフィンスルホン酸Naという、ラウレス硫酸Naと同等の強洗浄剤を軸に、非イオン界面活性剤のヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルを添加して無理やり潤滑性をもたせているような形。手触りはともかく、洗浄力はかなり強めとみていいでしょう。
そうなると、ヘアケア成分によるメリットよりも、洗浄によるダメージの方が大きくなる恐れが出てきます。一時的に滑らかになるけれど、実際はパサパサ。そんな予感がするシャンプーですね。
ヘアケア成分は素晴らしい。浸透性低分子ケラチンや、熱を味方に髪を強化するエルカラクトン、ゼイン、架橋型シルクポリマーなどなど、額面通りに受け取れば髪を強化する素晴らしいシャンプーのように見えます。
ただし、これらの補修成分はあくまでも脇役で、有効性を感じられる濃度以上に配合されている保証はありません。値段を考えても、十分な量が配合されているということは期待しづらいでしょう。
そして、洗浄剤の安っぽさ。これは明らかにコストを優先したチョイスで、上質さのかけらも感じることはできません。クレンジングシャンプーと言ってもいいくらい。
いったい、ヘアケアを充実させたいのか、クレンジングシャンプーとして根こそぎさっぱりさせたいのか、どっちつかずな内容となってしまい、総合的には中途半端という印象。
サロン処方、という宣伝文句を使うのであれば、この程度のクオリティーで出して欲しくなかったなぁという感じです。
強いて言えば、値段の割には健闘しているとも言えなくはありません。脇役が十分に働いてくれるのであれば、ですが。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。