解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
THE PUBLIC ORGANICブランド名
ザ パブリック オーガニック容量
500ml参考価格
1698円1mlあたり
3.4円JANコード
4571242813056KaisekiID
7377全成分
オーガニックアロマオイルが売りのザパブリックオーガニックブランド。その中の、スーパーリラックス精油シャンプーです。
名称のイメージに違わず、内容的には極めてマイルド感が強調された構成となっています。
ベースウォーターにアロエベラ液汁を加え,さらにアミノ酸系の中でもソフトなココイルグルタミン酸塩を据えた内容。かなりしっとりしたアタックで、泡もさほど立たないほどエモリエント感が強調された構成。
通常ココイルグルタミン酸塩ベースにする場合は、性能の良い補助洗浄剤により起泡性を増加させる必要がありますが、ザパブリックオーガニックのシャンプーではその辺りが乏しい印象を受けます。
そのため、さっぱり感はかなり薄れ、しっとりエモリエントタッチの非常に強調された感触となるでしょう。
後に登場するペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム)も加えると、肌への刺激性はかなり低く、。ベビーソープ並みにマイルドであると言っても過言ではない処方です。
ただ、しっかりと洗いたいとか、大人がある程度満足をするためには少しエモリエントよりすぎるかなという印象もなくはないですね。
洗浄剤以外の部分を見てみると、ほぼほぼ植物エキスとアロマオイルで占められています。
香り付けと油分補給、そして少しのスキンコンディショニング効果を付与する内容となっていて、抗菌性の強いヨモギ葉エキスは防腐剤の代役を担っているといった内容です。
オーガニック素材をなるべく活用した内容であることは確かで、ブランドイメージにうまく調和した処方が取られていると言えます。
ただ、シャンプーとしてのクオリティや、使用感の快適さという面から見ると前述したように少しエモリエントよりに傾きすぎている印象。
整髪料や皮脂が多い状況では泡を立てづらく、また泡持ちもやや弱いことは避けられないでしょう。
単純に髪の艶や指通りの改善といった効果はそこそこ期待できます。これは、洗浄剤自体のコンディショニング効果や、植物エキスの艶出し効果などが作用するためですね。
一方で頭皮を洗浄するという面では、洗浄力自体も少々弱めで、泡のもちが少し悪く快適性には欠けてしまう可能性があります。
コストパフォーマンスとしては悪くないですが、使い勝手の良いシャンプーかと言われると、少し向き不向きがあるタイプと言わざるを得ません。
決して悪いジャンプではありませんが,ベビーシャンプーのようなソフトタッチタイプがお好きな方限定(もちろんボタニカル好きにも良いですが)という内容であることを認識しておきましょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。