解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
フィリップB / PHILIP Bブランド名
ロシアンアンバーインペリアルシャンプー容量
355ml参考価格
22330円1mlあたり
62.9円JANコード
0893239000749KaisekiID
8167全成分
値段が高い。とにかく高額。驚くなかれ、2000円超えのシャンプーです。しかも、約1ヶ月分の量で。
特徴をまとめると、
このような内容です。順を追って見ていきます。
フィリップB / PHILIP Bというメーカーの商品です。こちらのメーカーの商品をホームページ(https://www.philipb.co.jp/)で見てみると、やはりとても高額なのが共通する特徴のようです。
わずかな量のコンディショナーなどが10000円をふつうに超えてますからね。
なんでもすべてはワンランク上のヘア・スキンケアを生み出すためにだそうですが、ワンランクといわず、2〜3ランク上でないと割りに合わないのではないかと思うレベルのプライスです。
成分数は多いですが、ざっくりと大きく分けて3つほどの要素に分けられます。
まず言及すべきはなんと言っても安っぽい量産型洗浄剤。2万円超えのシャンプーで、ベースがラウレス硫酸Naです。
はい、これだと100円均一ショップのシャンプーと同じレベルということになってしまいますね。
その2、洗浄剤まわりの補助成分がクオリティ高いのではないか。
ミリスチン酸PPG-3ベンジルエーテルというカラー毛に良い影響を与える成分が含まれたり、非イオン界面活性剤+両性界面活性剤を加えたり、といくつかミックスされている形ですが、端的に言って普通です。
これらの成分が驚くほど違いを見せていたり、至らないベース洗浄剤のレベルを底上げしているレベルにはないと言えます。
正直、洗浄剤のレベルでは数百円のいち髪やTSUBAKIの方が上です。明らかに。
では、植物エキスが違うのか?
ローズマリー、ゴボウ、セージ、カミツレ。。ごく普通というか、並の市販シャンプーだってもっとレベルの高いエキスを入れてる商品がいくつでも見つかりますよね。
これはちょっと評価に影響するようなレベルではないと見るのが当然のように感じます。
もうまとめに入っちゃいますが、これ、全然がっかりです。
ハリウッドセレブを多く顧客に抱えるカリスマヘアスタイリスト、フィリップ B.独自の処方により生まれた、ヘアスキンケアブランドです。という謳い文句、値段の強気すぎる設定に期待を抱きましたが、およそ100分の1の値段の市販シャンプー並かそれ以下という有様に愕然としました。
クオリティの高さを感じる部分、可能性を感じる要素がほとんどどこにも見当たらず、どこにでも入ってるようなアミノ酸や植物エキスを自慢げに紹介している宣伝文には呆れ返ります。
このシャンプーに限って言えば、自信満々にこの製品を使ってたり、薦めてくる人がいたらそっと立ち去るほうが得策です。
モノを見る目がない人を見分けるのには役立つかもしれません。
少々辛辣にはなりましたが、逆に何が良いのか説明できる人がいたら聞いてみたいくらいです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。