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オーガニック系の代表的ブランドであるビオリスタの一品ですが、
やはり多くの植物エキスを配合してそれらしい作りとなっています。
ただ、エキスよりも注目したい点は洗浄剤。
ココアンホ酢酸Na、ラウリルスルホ酢酸Na、コカミドプロピルベタインと両性界面活性剤3種と、ミリストイルサルコシンna、ラウロイルサルコシンNaというアミノ酸系の洗浄剤で構成。
アミノ酸系ではありますが、サルコシン系は洗浄力が高く刺激性がやや低くないため、
分類としてはオススメとは言えない種類といえます。
両性界面活性剤による刺激緩和作用も多少働きますが、さっぱり感を強調させたいのか洗浄力がやや高めで、低刺激といえるほど低刺激でもない、という設計になっています。
エキス類は抗炎症・抗酸化・整肌・保湿・育毛・皮脂分泌抑制といった効果が期待される種類を配合。
防腐剤にソルビン酸Kを採用するあたりは刺激性の軽減を努力している印象を受けます。
総合的には、洗うには中途半端に刺激性があり、洗浄力も割と高いが仕上がりにさっぱり感が欠け、コンディショニング効果が高いわけでもないが頭皮環境改善効果が目立って良いわけでもない、
非常に何を主張したいのかわかりにくい一品になっているな、という印象です。
香りが良い可能性がありますが、オーガニック系ならではといった利点に乏しいのが残念。