解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社グランジェブランド名
JOIE CELU容量
480ml参考価格
1540円1mlあたり
3.2円JANコード
4580241680316KaisekiID
8388全成分
エイジングケアで期待のヒト線維芽細胞順化培養液を配合したシャンプー。全体を通して美容液系の効果を期待した内容といえますね。
ヒト線維芽細胞順化培養液はEGFよりも優れた表皮細胞増殖効果やホワイトニング効果など、お肌の美容、エイジングケアの効果が期待される素材ですので、これで洗ったら頭皮が若返り、ということに果たしてなるのでしょうか。
このヒト線維芽細胞順化培養液の他にも、肌バリア成分でおなじみセラミド、ダイズエキス、低アレルギー性コラーゲン、ビタミンC誘導体にシアバターなどなど、美容効果期待の成分が目白押し。
これはエイジングケア効果待ったなし!?
ただし、残念なことが・・。
肝心の洗浄剤ですね。オレフィンスルホン酸Na。これは安い。
言ってみれば食器洗剤に近いような高洗浄性で、美容効果を謳う添加成分のイメージとは随分違います。
ゴリゴリに洗い、粗く泡立ち、頭皮と髪に乾燥を招くアニオン界面活性剤ベースで、かつその弱みを補ってくれる補助洗浄剤も目立ったものはありません。
つまり、質の低い洗浄剤がダイレクトに着弾してしまうということ。
美容成分で得られるプラス部分を、洗浄剤のマイナスが吹き消してしまっているかのよう。
ヒト線維芽細胞順化培養液など期待の美容成分も確かにありますが、この洗浄剤ベースのシャンプーでは良さが活きるのは言いにくいでしょう。とんでもなくクオリティが低いというわけではありませんが、高くない値段どおりの内容であると見るのが妥当でしょう。
美容液系シャンプーは、やはり大部分を占める洗浄剤の良さがあってこそ。ベースが崩れては、どんな良質な添加成分も活躍の余地がありません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。