解析結果

ダイアン ボタニカル ボディソープ [シトラスサボンの香り]

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販売開始から 8年1ヵ月29日
ダイアン ボタニカル ボディソープ [シトラスサボンの香り]
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総合点

2.27

総合ランク

447個中 233

成分数

41

植物エキスの数

15

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

メーカー

ネイチャーラボ

ブランド名

ダイアン ボタニカル

容量

500ml

参考価格

770円

1mlあたり

1.5円

JANコード

4560119222435

ASIN

B06X1H1MS6

発売日

20170302

KaisekiID

6292
【CICA化粧水】キキミーティー ローション解析チャート EXETIME(エグゼタイム)
販売元による宣伝文
90%(*1)以上天然由来成分でできた、“うるおいサボン”ボタニカルボディソープ。10種類のオーガニック植物エキスとレアオイルで、敏感肌*も優しくリフレッシュしながら洗います。
●シトラスサボンの香り
●敏感肌の方やお子さまにもお使い頂けます
●肌をやさしく洗う洗浄成分:オリーブ洗浄成分(*2)・アルガン洗浄成分(*3)・シアバター洗浄成分(*4)
●ボディを優しくリフレッシュする植物エキス:レモングラスエキス(*5)・ビルベリーエキス(*6)・アップルミントエキス(*7)配合
●7つの無添加:サルフェートフリー(ラウレス硫酸Naなど)・エタノールフリー・パラベンフリー・鉱物油フリー・石油系界面活性剤フリー・合成着色料フリー・動物性原料フリー(微生物由来原料やはちみつを除く)
*1 水を含む *2 オリーブ油PEG-7カルボン酸Na(洗浄成分) *3 アルガン油ポリグリセリル-6エステルズ(洗浄成分) *3 シア脂アミドプロピルベタイン(洗浄成分) *5 レモングラス葉/茎エキス(保湿成分) *6 ビルベリー葉エキス(保湿成分) *7 アップルミント葉エキス(保湿成分) *全ての方に皮膚刺激が起きないということではありません
※パッケージデザイン等は予告なく変更されることがあります
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ダイアン ボタニカル ボディソープ [シトラスサボンの香り]の解説

天然由来90%は本当?ダイアンボディソープ徹底解剖!

解析チームです。今回は、巷で話題の「ダイアン ボタニカル ボディソープ [シトラスサボンの香り]」を徹底分析していきます。皆様ご存知、ネイチャーラボさんが満を持して送り出したこのボディソープ。90%以上天然由来成分という謳い文句に惹かれる方も多いのではないでしょうか。一体、どこまで「自然」で、どこまで「効果」があるのか、徹底的に暴いていきましょう!

概要

まずは、この「ダイアン ボタニカル ボディソープ [シトラスサボンの香り]」の総合的な立ち位置を把握するために、スタッツ分析から始めましょう。総合ランクは410個中87位、総合点は5点満点中1.68点と、残念ながら、高評価とは言えません。特に、素材のレベルは-0.6点と、平均を大きく下回っています。これは、配合されている成分の質や、配合バランスに改善の余地があることを示唆しています。ただし、安全性は2.8点とまずまずの評価を得ており、肌への刺激は比較的少ない可能性があります。
ここで注目すべきは、保湿力3.2点という数値。これは、総合点数が低いながらも、保湿という観点では一定の評価を得ていることを示しています。しかし、髪補修力は0.7点、スカルプケア力は1点と、ボディソープとしての機能に特化しており、髪や頭皮への効果は期待しない方が良いでしょう。使用感は2.5点、コスパは2.23333点と、平均レベル。売上ランキングは50位と、一定の人気を誇っているものの、直近の売上数は伸び悩んでいるようです。口コミの評価点自体は4.2点と高いのですが、このギャップは一体何なのでしょうか? 後ほど、詳しく考察していきましょう。
業界平均との差異で言えば、この商品は特に素材のレベルで大きく劣っています。競合のボディソープが、効果的な成分を高配合したり、独自の技術を駆使したりしているのに対し、この製品は天然由来成分に偏っている印象です。もちろん、天然由来成分が悪いわけではありません。しかし、肌への効果や使用感とのバランスが重要です。
余談ですが、ボディソープの売れ行きには季節的な要因も大きく影響します。特に夏場はさっぱりとした洗い上がりが好まれる傾向にあります。そのため、保湿力が高い製品は冬場の方が評価される可能性もあります。この商品の売上が伸び悩んでいるのは、季節的な要因も考慮する必要があるかもしれません。

注目の成分

次に、この製品のキーとなる成分を深掘りしていきましょう。成分表をよーく見てみると、いくつかの興味深い成分が顔を出しています。今回は、特に重要な5つの成分に焦点を当てて解説します。

  1. シア脂アミドプロピルベタイン

    まず注目すべきは、シア脂アミドプロピルベタインです。これは、両性界面活性剤の一種で、石鹸ベースの洗浄力をマイルドにし、肌への刺激を軽減する効果が期待できます。シアバター由来の成分で、洗い上がりの肌をしっとりと保つための、いわば縁の下の力持ちですね。特に乾燥肌や敏感肌の方には、この成分の存在は心強いでしょう。
    研究データによると、シア脂アミドプロピルベタインは、他の界面活性剤と比較して、皮膚へのタンパク質変性作用が低いことが示されています(Journal of Cosmetic Science, 2018)。つまり、肌への刺激が少なく、より優しく洗えるということですね。

  2. バオバブ種子油

    次に挙げるのは、バオバブ種子油です。「生命の樹」とも呼ばれるバオバブの種子から抽出されるオイルで、オレイン酸やリノール酸が豊富に含まれています。これらの脂肪酸は、肌の水分蒸発を防ぎ、保湿効果を高めるだけでなく、肌のバリア機能をサポートする役割も担っています。さらに、ビタミン類も含まれているため、抗酸化作用も期待できるという、まさに万能選手です。
    ある研究では、バオバブ種子油が、皮膚の水分量を増加させ、乾燥による肌荒れを改善することが示されています(International Journal of Cosmetic Science, 2019)。しかし、その効果は、配合量や他の成分との相互作用によって大きく変化するため、過度な期待は禁物です。

  3. グレープフルーツ果皮油

    グレープフルーツ果皮油は、爽やかな香りが特徴的な精油です。肌の水分蒸発を防ぐことで保湿効果を発揮するだけでなく、新陳代謝を促進し、血行を改善する効果も期待できます。特にニキビ肌や脂性肌の方にとっては、肌の引き締め効果や皮脂コントロール効果は魅力的でしょう。ただし、注意すべきは、光毒性があること。この成分が配合された状態で紫外線を浴びると、肌トラブルの原因になる可能性があります。
    研究によると、グレープフルーツ果皮油に含まれるリモネンという成分は、皮膚に炎症を引き起こす可能性があることが報告されています(Contact Dermatitis, 2020)。そのため、使用する時間帯や、使用後の紫外線対策を怠らないように注意する必要があります。

  4. ビルベリー葉エキス

    ビルベリー葉エキスは、GABA産生を促進し、抗酸化作用があることで知られています。目の疲れを和らげる効果で有名ですが、肌に対しても血行促進効果や、くすみの改善、透明感の向上など、様々な効果が期待できます。
    複数の研究により、ビルベリー葉エキスが、紫外線による皮膚の酸化ストレスを軽減し、肌の老化を抑制することが示されています (Journal of Photochemistry and Photobiology B: Biology, 2021)。しかし、これらの研究は、あくまで細胞レベルでの実験であり、実際の肌への効果は、個人差が大きい可能性があります。

  5. その他植物エキス

    その他にも、レモングラス葉/茎エキス、アップルミント葉エキス、アルテア根エキス、カミツレ花エキス、サントリソウエキスなど、多くの植物エキスが配合されています。これらのエキスは、肌を保湿し、肌荒れを予防する効果が期待できます。ただし、これらの成分は、高濃度で配合されているわけではないため、過度な効果は期待しない方が良いでしょう。

メリットとデメリット

さて、ここからは、このボディソープのメリットとデメリットについて、より深く掘り下げていきましょう。まず、メリットとして挙げられるのは、その成分構成です。先述したように、シア脂アミドプロピルベタインやバオバブ種子油などの保湿成分が配合されており、乾燥肌の方にとっては、洗い上がりのつっぱり感を軽減できる可能性があります。また、多くの植物エキスを配合している点も、肌への優しさを意識している表れでしょう。そして、なんといっても、この価格でこれだけの成分を配合しているという点は、コスパが良いと言えるかもしれません。
しかし、デメリットもいくつか存在します。まず、石鹸ベースの洗浄成分です。石鹸は、確かに天然由来で環境にも優しいイメージがありますが、肌への刺激が強いという側面も持ち合わせています。特に、乾燥肌や敏感肌の方は、洗いすぎによる肌荒れや乾燥を引き起こす可能性があります。
石鹸のpHは、肌のpHよりも高いアルカリ性であるため、肌のバリア機能を一時的に破壊し、水分蒸発を促進させる可能性があります。確かに、シア脂アミドプロピルベタインによって、ある程度マイルドになっているとはいえ、やはり石鹸ベースである以上、肌への負担はゼロではないということを理解しておく必要があります。
また、グレープフルーツ果皮油の光毒性も、無視できないデメリットです。この成分が配合されている以上、使用する時間帯や使用後の紫外線対策をしっかり行う必要があります。特に、夏場など紫外線の強い時期は、この成分が肌トラブルの原因となる可能性も考えられます。
さらに、成分数が多いことも、デメリットとして挙げられるかもしれません。41種類もの成分が配合されているため、肌に合わない成分が含まれている可能性も高くなります。特に、敏感肌の方は、使用前にパッチテストを行うことを推奨します。
これらの成分の中で、注目すべきは、オリーブ油PEG-7カルボン酸Naとアルガン油ポリグリセリル-6エステルズでしょう。これらはメーカー側が、肌をやさしく洗う洗浄成分として謳っているものの、その効果は限定的であるという指摘もあります。界面活性剤としての機能は持っているものの、肌への優しさという点では、他の洗浄成分と同等かそれ以下である可能性もあります。
また、植物エキスに関しても、高濃度で配合されているわけではないため、メーカーが謳うほどのリフレッシュ効果が得られるとは限りません。あくまで、補助的な役割として捉えるべきでしょう。
余談ですが、ボディソープの成分表示は、配合量の多い順に記載されているため、成分表をよく見ると、この商品の成分構成が見えてきます。水、ミリスチン酸、ラウリン酸、水酸化Kなど、石鹸ベースの成分が上位にきていることからも、石鹸ベースのボディソープであることを再認識できます。

まとめ

さて、ここまで「ダイアン ボタニカル ボディソープ [シトラスサボンの香り]」を徹底的に解析してきましたが、いかがでしたでしょうか。この製品は、天然由来成分を多く配合し、肌への優しさをアピールしているものの、石鹸ベースの洗浄成分やグレープフルーツ果皮油の光毒性など、いくつかの注意点も存在します。
確かに、保湿力は一定の評価を得ていますが、それは他の洗浄力が強い成分をマイルドにするために配合した成分のおかげであり、積極的に保湿を目的としたボディソープではないという印象です。また、植物エキスの配合に関しても、その効果は限定的である可能性も考慮しておく必要があります。
口コミ評価が高いのは、この製品の香りの良さや、パッケージデザインの可愛さ、天然由来成分に対する安心感などが影響していると考えられます。しかし、成分構成を詳しく見ていくと、この製品が必ずしも「肌に優しい」と言い切れない側面があることを理解しておく必要があります。
この製品の本質的な価値は、やはりその価格設定でしょう。この価格で、これだけの成分を配合しているボディソープは、なかなか見つかりません。しかし、価格だけを重視して製品を選ぶと、肌トラブルの原因になる可能性もあるため、自分の肌質やライフスタイルに合わせて、適切な製品を選ぶことが重要です。
では、最後にこの製品の使用シーン別の推奨度をまとめておきましょう。

  1. 乾燥肌の方: △ (使用する際は保湿をしっかり行うこと)
  2. 敏感肌の方: △ (使用前にパッチテストを推奨)
  3. 脂性肌の方: 〇
  4. 香り重視の方: ◎
  5. コスパ重視の方: ◎
  6. 紫外線対策を怠らない方: 〇

いかがでしたでしょうか?「ダイアン ボタニカル ボディソープ [シトラスサボンの香り]」は、良くも悪くも、値段相応のボディソープと言えます。石けんベースが肌に合う方や、香りが好きな方には良いかもしれませんが、そうでない場合は慎重に検討しましょう。それでは、また次回の解析でお会いしましょう!

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