解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
牛乳石鹸共進社ブランド名
バウンシア容量
500ml参考価格
471円1mlあたり
0.9円JANコード
4901525008280KaisekiID
7696全成分
石鹸+ラウレス硫酸塩という乾燥肌直行コース。
あれ?「バウンシア史上最高の濃密泡でうるおい守る、高保湿ボディソープ。」じゃなかったっけ?と思ったあなた、そうです、説明と解析が正反対ですね。
どういうことでしょうか。
ヒアルロン酸にシアバター、コラーゲンなど、たしかにエモリエントな素材は配合されていますね。
あながち説明は嘘じゃなさそうな気がします。
しかし、実際のところ全然エモリエントではないと言えます。
まず、ベースが石鹸であること。
石鹸は、アルカリ性でないと存在できないため必然的にこのボディソープはアルカリ性。
アルカリ性の洗浄剤というのは、肌の保湿成分をラウリル硫酸ナトリウムより溶かし出してしまうという致命的な欠点を持ちます。
洗浄力自体がつよくなくても、アルカリによって溶かすという効率が強いため、結果的に肌バリアを多く失っていきます。
更に悪いことに、ここにラウレス硫酸Naが加わっています。
石鹸は水道水中のミネラル分と結合して金属石けん(石鹸カス)を生成し、洗浄活性を失います。しかし、ラウリル硫酸ナトリウムなど添加成分を補うことで、それらの欠点をなくすことができるんですね。
これはつまり、肌バリアを溶かし出す能力が持続することを意味します。
よって、単なる石鹸、単なるラウリル硫酸ナトリウム系よりも強く肌や髪を乾燥させてしまうのですね。
肝心なポイントは、めちゃめちゃ乾燥させる洗浄ベースに、ちょっとだけ保湿素材が入っているといういびつな構造であるということ。
結果的には乾燥へ向かうだけで、ちっとも高保湿ボディソープではないという見方ができるわけです。
ヒアルロン酸などは単純に感触としてのしっとり感は優れますが、肌表面に一時的に乗っかる程度で持続性も浸透性もありません。
ということで、このボディソープに保湿を求めるのであればやめておいたほうがベターということです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。