Ingredient Analysis

ミリスチン酸K

アニオン界面活性剤 19件の商品に配合 ID: 8063
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+0

素材の品質
-15

使用感
基本情報
成分名ミリスチン酸K
医薬部外品名ミリスチン酸カリウム
慣用名・別名カリウム石けん用素地
INCI名POTASSIUM MYRISTATE
化学式C14H27KO2
分子量250.38 Da
由来動物性
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域8〜10
EWGスコア3/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ミリスチン酸Kはミリスチン酸(C14脂肪酸)のカリウム塩で、陰イオン界面活性剤(石けん)に分類される洗浄成分。クリーミーで細かい泡立ちが特徴だが、アルカリ性のため石けんカスが生じやすく、細胞間脂質まで除去する刺激性が指摘される。主にボディソープ・洗顔フォームに配合。

ミリスチン酸Kの解析

ミリスチン酸K(Potassium Myristate)は、炭素数14の飽和脂肪酸であるミリスチン酸のカリウム塩で、一般に「カリ石けん」に分類される陰イオン界面活性剤です。ヤシ油やパーム核油などの天然油脂から誘導でき、水酸化カリウムによる中和またはけん化法で製造されます。

石けんの中でもミリスチン酸塩はラウリン酸塩に次いで水溶性が高く、泡立ちがきめ細かく持続しやすい特徴を持ちます。これがボディソープや洗顔フォーム、液体石けんなどへの配合が多い理由です。使用感はクリーミーで官能的には好印象を与えますが、本質的にはアルカリ性(pH9〜11前後)であるため、硬水中ではカルシウム石けん(石けんカス)を生成し、仕上がりがパサつく原因となります。

皮膚への影響として、分子量が比較的小さいミリスチン酸Kは、皮脂だけでなく角質層の細胞間脂質(コレステロールなど)まで除去する可能性があり、バリア機能への負担が懸念されます。敏感肌・乾燥肌の方には不向きとされ、繰り返しの使用で頭皮・肌のコンディションを悪化させるリスクがあります。一方で、グラム陽性球菌への殺菌性も報告されており、衛生面での一定の有用性は認められています。

環境面では、天然由来ながら比較的高濃度(最大28%配合実績あり)で使用されることがあり、水生生物への影響も含めた環境負荷は中程度と評価されます。現代のシャンプー・スキンケアにおいては、よりマイルドなアミノ酸系界面活性剤などに置き換えられる傾向にあり、成分としての先進性・付加価値は低いと見なされることが多い成分です。

相性の良い成分

グリセリン BG

相性の悪い成分・混合注意

キレート剤 硬水

ミリスチン酸Kを含む商品ランキング

19件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)