解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
牛乳石鹸共進社ブランド名
泡で出てくるミルキィボディソープ容量
500ml参考価格
640円1mlあたり
1.3円JANコード
4901525009096KaisekiID
7578全成分
もちろん、そもそも石鹸が優しいのかという問題です。
石鹸はアルカリ性で、皮膚から保湿成分を溶出させる能力がラウリル硫酸ナトリウムをしのぐレベルであるという研究結果も出ています。
これは、例えば弱酸性のシャンプーで手を洗ったのと、キッチンの油汚れ用の洗剤などアルカリ性の洗剤を手に付着させた場合を比べるとはっきりと違いがわかるわけですが、アルカリ性であることがいかに皮膚にダメージを与えるかが実感できる例として挙げました。
この製品に関しては,そんな石鹸をベースにしてさらにラウレス硫酸ナトリウムを加えた構成。
泡質や泡持ちをよくすることが可能なラウリルヒドロキシスルタインも添加されていて、石鹸が苦手とする泡の持続性などを向上させることを目的とした処方となっています。
これは逆に言えば石鹸のデメリットを継続させてしまうということにもなりますので、純粋石鹸よりも肌のデメリットは大きくなるとみていいでしょう。
そのかわり、使用感は非常にスムーズにはなっている、ということです。
もちろん、ボディソープを始め化粧品類は使用感が大変重要なファクターではありますが、副作用を無視して使用感だけを向上させることには与しません。
容易に肌を乾燥させてしまうボディソープであると言えますので、肌をいたわりたいと思っている方には全くオススメしない製品です。
また、肌の弱い方が肌に優しい製品だと勘違いして選ばれることもぜひ避けていただきたい.
石鹸やミルキーなタッチが肌に優しいというわけではないので、根本的な洗浄剤の性質をよく理解して選ばれることが、美肌への第一歩であると断言します。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。