清涼感はさておき、ヘアケア効果は?
ライトクールだけあって、メントールが高配合なのは想定内。
さて、清涼感はさておき何が特徴となっているトリートメントなのでしょうか?
頭皮50%髪50%
内容成分を見ていくと、頭皮・髪どちらにもメリットがあるようなバランスで構成されているのがわかります。
セイヨウオトギリソウ、ゼニアオイ、セージエキスなど、スカルプケア系のエキスの存在感が目立つ一方、髪に対してセラミド、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ミリスチン酸PPG-3ベンジルエーテルのような潤滑素材の存在も見られます。
どっちにより良い、というより、どちらにもメリットがあるように処方されています。
しかし、それが裏目に出ていることにお気づきでしょうか。。
頭皮にはNG
ベースが4級カチオン界面活性剤2種で構成されているため、実は頭皮にまったく優しくありません。
それどころかハゲる懸念があります。
カチオン界面活性剤とはそういうものなので、ハゲても文句はいえないですね。
いや、文句言えますね。。
というのも、商品名自体がスキャルプトリートメントって言っちゃってますからね。
これ、間違いなく頭皮に塗ってはいけないスキャルプトリートメントなんですよ。
これは問題です。
髪への有効性を語る以前の問題
髪にだけ使えば問題なく、それなりに潤滑性は得られる商品ですが、商品名を考えるとそういう問題ではないですね。
間違って頭皮に塗るような消費者が現れかねないため、そもそも使うべきではありません。
頭皮に塗らなくても、清涼感が頭皮に伝わる、という特徴なので、実際には髪に塗るだけでOKなトリートメントなのですが、
これ絶対頭皮につけちゃう人いるでしょ・・と普通に思います。
その場合のリスクが大きすぎるので、ちょっとそこらへんも含めておすすめしません。
危険性が段違い
誤認を生みやすい商品名。これは危険??