ナチュヴィア薬用スカルプシャンプーaの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

ナチュヴィア薬用スカルプシャンプーaの解析結果

総合点2.07
2518個中1218位
品質1.7 %
成分数39
1mlあたり3.9円 %
安全性4 %
エキス類11
  • ナチュヴィア薬用スカルプシャンプーaの詳細情報
  • [JANコード] 4980673002876
  • [ランキング] 1218位 2518個中/
  • [ポイント(5点中)] 2.07点
  • [ジャンル] S
  • [容量] 500ml
  • [参考価格] 1934円
  • [1mlあたり] 約 3.87円
  • [商品ID] 7152
  • [成分数]39
  • [洗浄剤数]5
  • [エキス類]11
  • [特に優れた成分]0
  • [要注意成分]0

販売元による宣伝文

●天然由来成分で頭皮環境を整えます。
●植物エキス10種、天然オイル4種配合!!
●パラベンフリー、石油系界面活性剤フリー、ノンシリコン、合成着色料フリー、合成香料フリー
●アミノ酸系と天然成分由来の洗浄成分で健やかに洗い上げます。

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ナチュヴィア薬用スカルプシャンプーa解析チャート

ナチュヴィア薬用スカルプシャンプーaの解説

全体的にマイルドだが、殺菌だけ強し

天然由来成分が多く、マイルドな印象だが

アミノ酸系洗浄剤ベースの、植物エキス多種類配合という絵に書いたようなマイルドタイプのシャンプーです。

本当にほとんどの部分がマイルドな素材で構成されているのですが、一部アレ?っていう成分が顔を覗かせています。ちょっとその部分が無視できないような成分なので、注意も必要です。

殺菌のピロクトンオラミン

まず何と言っても有効成分として表示されているピロクトンオラミン。抗真菌作用をはじめ、皮膚糸状菌、酵母、グラム陽性菌・グラム陰性菌など幅広く殺菌・防腐作用を示す成分で、ジンクピリチオンなど他の抗真菌剤よりも効果が高いのが特徴です。つまり、結構皮膚に対して負担が大きいタイプです。

その殺菌効果の高さゆえ、頭皮・皮膚の常在菌を必要以上に滅してしまうことには注意したい成分ですね。これほどの殺菌力を持つ成分が、今あなたの状態に必要なのかどうかという問いかけを1度されることをお勧めします。必要であれば有益であるし 、必要ないのに使えばデメリットばかりが際立ってきます。

洗浄剤のマイルドさに目を奪われ、このような強い作用のある部分を見逃すのでは全体像がつかめません。

サリチル酸

こちらも強い殺菌性を保つ成分。抗炎症効果も持つ合成有機化合物です。皮膚刺激性がやや高いため、肌の弱い方にはリスクが大きめの成分ですが、ニキビ対策製品などに頻出します。同様に、フケの殺菌用としても用いられることがあります。

全体的な、やや天然由来寄りな作りの中でやや浮いている成分の1つですね。ピロクトンオラミンとサリチル酸のコンビ、さらにハッカ、メントールも加えて肌刺激性はかなり強いという特徴があると言っても過言ではないでしょう。

頭皮ニキビが群発しているとか、脂漏性皮膚炎の真っ只中にいるといったケースでない限り 、このような強い刺激を欲する状態というのはさほど多くないのではと思われます。

何の異常もない頭皮に毎日このようなシャンプーを使えば、副作用の方が目立って様々な悪影響を及ぼすことは想像に難くありません。

唯一の救いは洗浄剤がマイルドであることですが、マイルドである分、これらの不都合な面を返って感じ取りにくくなっている可能性もあります。

自分に合うシャンプーなのかどうか、ご自分の状態をよくわきまえた上でこのシャンプーを使うかどうか判断すべきでしょう。作用がかなり強いという側面をよく理解して使うべき製品の一つです。医薬部外品であるから、というわけではなくそれだけ作用の強い成分が入っているということですので、薬などと同じく症状とマッチしなければ使うべきではないというシャンプーと言えるでしょう。

ちなみに、洗浄剤の部分のヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液とオレンジ油といった組み合わせも意外に脱脂力が強く働く可能性があり、皮膚バリアに多少の負担をかける可能性があるということを認識しておくと良いでしょう。言い換えれば、アミノ酸系の割によく洗えるとも言えますが。

そして肌の直接のダメージは少ないものの3級カチオン界面活性剤が配合されているという点はそうでないシャンプーよりも皮膚への刺激、タンパク変性作用が高くなります。このように見ていくと、脇役というか添加成分の多くの部分で地味に肌のストレスが溜まるような処方になっていて、それが決して褒められるようなメリットを多く落としていくような内容ではないということが特徴のシャンプーのようです。コストは割と安いですが、お勧めしたくなるような魅力がさほどない気がします。

総合的に見ると皮膚刺激強め



一見洗浄剤が優しいので間違いそうですが、そうでもない。

    
オレンジの果皮から得たオイルで、ビタミンA,B,C,Eやフラボノイドなどを含有し、美白作用、殺菌作用、整肌作用などを付与する。また、脱脂力も有するのでクレンジングの助剤として使われることも。原液でなければさほど心配いらないが、光毒性を僅かに持つためにその点は注意が必要。
オレンジ油
防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
フェノキシエタノール
安息香酸ナトリウム
セイヨウハッカエキス
キク科植物であるアルニカの花・根から得たエキスです。カロチノイド、タンニン、トリテルペノイド、サポニン、フラボンなどを含み、血行促進・抗酸化・抗炎症・抗菌・収れん作用などを付与します。
アルニカエキス
抗AGEs(抗糖化)作用や免疫増強効果などを付与。
シャクヤクエキス
薄荷草から得たエキスで、メントールを含むため清涼感を付与します。また、抗菌作用、消臭作用、制汗作用、血行促進作用、虫除け効果などを与えます。
ハッカ油
ラウラミドプロピルベタインのことです。両生界面活性剤できめ細かい泡質であったり、使用感の良さが特徴です。単体で使われるよりは、他の界面活性剤の補助役として配合されることが多いです。
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液
https://www.ishampoo.jp/article/wp-content/uploads/2018/11/ユーカリ.jpg
ユーカリ油
アルコールの一種で、 2-イソプロピル-5-メチルシクロヘキサノール とも呼ばれる。ハッカに含まれ、清涼感、血行促進作用を付与します。
l-メントール
コカミドプロピルベタインのこと。両性界面活性剤で、粘度調整・洗浄力の調整、泡質の改善やコンディショニング作用の付与。
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
イネ科ササ属のクマザサの葉から得られるエキスです。多糖類のバンフォリンや各種ビタミン類などを豊富に含み、アクネ菌の抑制にも効果あり。防腐作用があり、笹団子、笹寿しなど食品の防腐剤代わりにも古くから使われています。
クマザサエキス
抗真菌作用をはじめ、皮膚糸状菌、酵母、グラム陽性菌・グラム陰性菌など幅広く殺菌・防腐作用を示す。pH6-7に調整する必要があり、逆にいえばピロクトンオラミン配合の製品はこの範囲のpHであることが推察される。ジンクピリチオンなど他の抗真菌剤よりも効果が高い。その殺菌効果の高さゆえ、頭皮・皮膚の常在菌を必要以上に滅してしまうことには注意したい。環状のヒドロキサム酸誘導体であるピロクトンとエタノールアミンによる塩である。
ピロクトンオラミン
加水分解コラーゲン末
苦参とも呼ばれる苦味成分が特徴で、発毛・収斂・抗菌・血行促進作用などを期待されます。
クララエキス(1)
アミノ酸型洗浄剤の中で中性タイプといえる素材。洗浄力とコンディショニング効果のバランスが良く、比較的さっぱり系の洗い心地と指通りを得ることもできるでしょう。アミノ酸系シャンプーを欲しいがあまりしっとりさせたくない時に適する。
ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液