解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
SHIGETA PARISブランド名
SHIGETA容量
250ml参考価格
3024円1mlあたり
12.1円KaisekiID
7106全成分
このシャンプーを一言で表せば、ベビーシャンプー。
そう、赤ちゃんを洗うかのような刺激性の低さが特徴です。いわんや成人が使うには洗浄力の物足りなさや泡立ちの頼りなさが少し心配になります。
このシャンプーのベースとなっている洗浄剤は非イオン界面活性剤。イオン化しないという特徴から非常に低刺激ではありますが、シャンプーの機材としては泡立ちに難があり率直に言うと向いていません。そのため、補助洗浄剤として2種類のアミノ酸系界面活性剤や両面活性剤を配合して、様々なパラメーターを調整している様子が伺えます。
ただし、最も懸念される泡立ちの頼りなさが十分にカバーされているとは言えないでしょう 。ちょっとした汚れや皮脂、整髪料などで使い勝手が一気に悪化するのではないかと思われます。逆に言えば、よほどシャンプーの刺激を避けたい状況でなければ、このシャンプーを選ぶことは賢明とは言えないという見方もできます。
セイヨウハッカオイルの配合などもあり、使用感の特徴としては清涼感によるクールミントな印象が先立ちそう。ただ、シャンプー全体の特徴としてはアミノ酸系ならではのしっとり感が残ってくるタイプです。髪へのコンディショニング効果も多少は期待できますが、髪を補修するほどの有能さは備えていません。他に、防腐剤周りが低刺激系を使っていたりと全体的に刺激性への配慮が見られる構造です。
総合的な印象としては、泡さえしっかり立ってくれればシャンプーとしてはある程度機能します。ただし、シャンプーとして優秀かと言われると、お勧めしたくなるほど素晴らしいというレベルではないと見ていいでしょう。
値段を考えても、それほどシャンプーとして優秀な素材が使われているとか、髪や頭皮に他を凌駕するほどのメリットをもたらしとか、そういった驚きがあるわけでもありません。低刺激という特徴が最も求めるものであれば悪くないですが、それ以外であれば満足度を満たしてくれるようなクオリティではないかもしれません。それこそ、赤ちゃん向けに使うような用途であれば何の問題もないかと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。