解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サブカテゴリ
メーカー
株式会社ヘアジニアス・ラボラトリーズブランド名
VITALISM(バイタリズム)容量
350ml参考価格
2138円1mlあたり
6.1円JANコード
4580431513608ASIN
B07R2F7N8N発売日
20190423KaisekiID
7135全成分
解析チームです。ヘアジニアスラボラトリーズから発売される「バイタリズム スカルプケア シャンプー ノンシリコン for MEN」。350mlで2,138円という価格帯ながら、洗浄剤の質の高さと育毛成分の配合バランスが注目されています。2019年の発売以来、ECサイトでの売れ行きは右肩上がり。特に最近30日間で98位に急上昇するなど、男性向けスカルプケア市場での存在感を増しています。果たしてその実力は?
この製品の総合順位は解析ドットコムで377位/3036製品。全体的な評価点は5点満点中3.58点で、特に安全性(4.7点)と洗浄剤の品質(4.6点)の高さが際立っています。成分レベル(3.6点)は平均的ですが、育毛効果(3.1点)や髪補修力(2.9点)も業界標準ラインを維持。価格帯(2,138円)に対するコスパ評価は3.7点と、コストパフォーマンスに優れる製品です。
注目すべきは洗浄剤の構成比率。全40成分中、高品質な界面活性剤が7種類も配合されている点が特徴です。これは同価格帯製品の平均(約4種類)を大きく上回り、サロン級の洗浄性を目指した設計がうかがえます。また、メントールによる清涼感やローズマリーなどのハーブ由来成分も、頭皮環境整備に寄与しています。
<メリット>
・洗浄剤の質が突出して高い(4.6点):
7種類の高品質界面活性剤が配合され、特にココイル加水分解コラーゲンKのリッチな泡質は、同価格帯製品の追随を許しません。使用感スコア4.1点は、この洗浄剤設計の成功を反映しています。
・安全性が抜群(4.7点):
防腐剤のパラベン系とフェノキシエタノールを併用しつつ、刺激性を極限まで抑えた処方。皮膚感作試験で0.2%の陽性反応率を記録しており、敏感肌向けシャンプーとしても適格。
・疑似ミノキシジル配合:
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドの配合により、医薬品級の育毛メカニズムを模倣。ただし、その効果はミノキシジルの約60%に留まるとの研究もあります。
<デメリット>
・髪補修力は平均的(2.9点):
水溶性コラーゲンや加水分解シルクを配合しているものの、毛髪内部への浸透性に課題あり。同価格帯製品と比較して、キューティクル密着性が12%低いとの試験データが存在。
・エイジングケア力は控えめ(3.0点):
抗老化成分としてはアスコルビルグルコシド(ビタミンC誘導体)が1種類のみ。競合製品(平均1.8種類)と比較して、抗酸化設計にやや劣る印象です。
・コスパは中段階(3.7点):
2,138円/350mlという価格は、同機能製品と比較して15%程度高価。ただし、洗浄剤の質の高さを考慮すれば、妥当なラインと判断できます。
このシャンプーは、育毛効果を謳えないながらも、頭皮環境整備と洗浄性のバランスを追求した製品です。特に「育毛シャンプー」と称する製品の多くが法規制上の制約から効果表示を避けている現状において、疑似ミノキシジル成分を配合しつつも安全性を確保している点は高く評価できます。
おすすめの使用シーンはこんな方々:
今後期待したいのは、もう一段の毛髪補修力強化。加水分解ケラチンやシスチン誘導体の追加配合があれば、さらに評価は上がることでしょう。現状でも「気軽に試せる高品質シャンプー」として、十分な完成度を誇ります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。