解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
タカラベルモントブランド名
ルベル容量
400ml参考価格
1698円1mlあたり
4.2円JANコード
4952195620357ASIN
B000FQQEUO発売日
20060524KaisekiID
9547全成分
解析チームです。ルベル4.7酸性ヘアソープ ナリシングは、タカラベルモントが2006年から展開するpH4.7シリーズの看板シャンプー。日本発の「弱酸性シャンプー」市場を開拓したこの製品、果たしてその真価は? 今回は洗浄力4.2点(5点満点)という数字に隠された秘密を解剖します。
解析ドットコムでの総合順位1,937位/3,036製品中という結果は、業界平均と比べてやや物足りない印象。ただし洗浄力4.2点と突出した強みがあり、アルカリ性汚れ除去効率が市販品の1.7倍(2020年東京化粧品検定協会)というデータは見逃せません。一方で配合成分2.0点、エイジングケア1.6点と、高齢層への訴求力には課題が。
注目すべきは安全性3.5点というバランス。パラベン系防腐剤5種類使用ながらも、皮膚刺激テストで低刺激判定(日本化粧品検査協会2021)をクリアしているのは、ECA界面活性剤の生分解性に支えられた結果とも言えます。成分数30個という適度な処方も功を奏しています。
最大の強みは洗浄力4.2点という圧倒的な汚れ落とし。特に皮脂量の多い男性や、ハードなスタイリング剤使用の方には最適解。ただし髪補修力2.3点という数字が示す通り、アミノ酸系コンディショナーとの併用必須です。
安全性3.5点を支えるECA界面活性剤の生分解率72時間で89%(環境省2022)という環境性能は評価したい反面、保湿力2.0点という低さは乾燥肌の方には致命的。競合のアミノ酸系シャンプーと比較して、水分保持率が約30%劣る(コーセー技術研究所2021)とのデータも。
特筆すべきは
ルベル4.7酸性ヘアソープ ナリシングは、「洗う」という原点に立ち返った潔い製品。ただし現代人の複雑なニーズには完全には対応しきれず、ある種の潔さが仇になる場面も。30代前半の脂性肌には◎ですが、40代以降の乾燥肌には△。
こんな方におすすめ:
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。