解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
中央物産ブランド名
HASK容量
355ml参考価格
1620円1mlあたり
4.6円JANコード
0071164343173KaisekiID
7286全成分
ケラチンケラチンケラチン、と全成分表にはタンパク質系が並ぶシャンプーです。
なんでも、ハリウッドのスタイリストも愛用するニューヨーク発のヘアケアブランドということで 、期待の高まるブランドですね。
それでは中身を見ていきましょう。
一見華やかそうに見える補修材の部分はさておき、ベースとなっている洗浄剤は100円均一レベルでは?
オレフィンスルホン酸ナトリウムベースのなんの変哲もない安物で、いわゆるラウレス硫酸ナトリウム単体のような、100円均一でも見られるレベルのクオリティーです。
これは大げさに言っているのではなく、実際に安いシャンプーの全成分表の始めを見れば似たようなものをいくつも発見できるでしょう。
安っぽい洗浄剤と相反して髪の毛の補修成分は豊富にバリエーション豊かに並んでいます。ケラチンアミノ酸、ケラチン、コラーゲン、トウモロコシタンパク、大豆たんぱくなどなど、いわゆるタンパク質・ペプチド系の成分を多く配合。髪にハリとコシを与えるような方向性を持たせたいという意図が見られます。
ただし、この補修材のクオリティに関してもお世辞にもハイレベルとは言い難く、ダメージ部分を補修する能力や髪の外側を保護するコーティングの質も高くありません。
イケてない洗浄剤の部分も含めて、全体的にはお勧めできるレベルの能力を持ち合わせていない、という印象です。
添加物の細かな部分では、レウコノストック/ダイコン根発酵液、ソルビン酸Kのような食品添加物レベルの防腐剤採用など安心感を持たせようという意図が見られます。
ただ、そのわりには安息香酸、フェノキシエタノールなどの防腐剤もしっかり配合していますので、実に中途半端で意図がうまく伝わらない処方だなぁという印象。
そこまで高額でもなく、品質も割と低めで、勇ましかったのは商品説明だけだなあという感じではあります。結局何がしたかったのか、ちょっとやる気を感じないと言ったら失礼ですが、力が抜けちゃってる系のシャンプーに見えてしまいますね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。