解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
KYUブランド名
YOAN ユアン容量
150ml参考価格
3850円1mlあたり
25.7円ASIN
B08X3QW767発売日
20210414KaisekiID
8813全成分
今回は、菅本裕子さんプロデュースのYOAN BQトリートメントローションについてご紹介します。何かと話題を読んだブランドですが、果たして本当のクオリティはどんなものなのか、コスパは良いのか、そのあたりをしっかり先入観なく見ていきましょう。
YOAN BQ トリートメントローションは、天然植物エキスが主体であるということ。これは、良くも悪くも植物由来にこだわっているという点で、それぞれデメリット・メリットがあると思います。その他はアミノ酸、ヒアルロン酸Na程度で、植物由来成分を除けばかなりシンプルな処方になっているのがわかるでしょう。植物由来が多いことで、必然的に価格も高めになっているのがわかります。
YOAN BQトリートメントローションの宣伝によると、角質深くまで浸透する保湿ケア、という部分が強調されています。例えば前述したアミノ酸や、(アスペルギルス/サッカロミセス)/(ハチミツ/マヨラナ葉/コメ)発酵粕エキスといった成分は、文字通り浸透性が多少期待されるスキンケア素材でありますし、他にもスイゼンジノリ多糖体、シロキクラゲ多糖体など保湿素材が山盛りです。ただし、保湿性能については、意図的に浸透させるような機能性を持っている、ところまでは至っておらず、じんわりと表層的に浅く浸透するイメージです。良くも悪くも、意図的に強い作用をさせないことで肌刺激を抑えるメリットがありますし、美容効果的には浅めという捉え方もできるかと思います。
YOAN BQトリートメントローションの主要な成分は、ニオイテンジクアオイ水、ダマスクスバラ花水といったベース植物エキス水を軸に、(アスペルギルス/サッカロミセス)/(ハチミツ/マヨラナ葉/コメ)発酵粕エキスやハトムギ種子エキスのような整肌作用をおだやかにもたせる機能をもった成分で構成されています。炎症を抑え、ホワイトニング効果を穏やかに付与し、保湿効果をひろげる、と言うイメージです。
YOAN BQトリートメントローションには多くのメリットがありますが、いくつか欠点もあります。この製品は、市販されている他の保湿剤よりも高価です。植物由来主体ということや、いわゆるインフルエンサープロデュースという高価になる鉄板パターンの商品です。もちろん、性能がよければ全く問題ないことですが、4000円に迫る価格に見合った効果が得られるかどうかは重要な要因となるでしょう。
YOAN BQトリートメントローションは、植物由来主体です。かなり本気目の植物主体構成です。なので、良く言えば穏やか。バランス良い美容効果が、浅くて穏やかに広がる・・安心感重視とか、天然志向が高い方向けの化粧水と言ったイメージです。そちら側であれば満足度高くなるでしょう。
一方で、化粧水に美容効果を強く、深く、持続的に、使用感にもこだわる方には物足りなさを感じる可能性も低くはありません。
植物由来のベース水や、(アスペルギルス/サッカロミセス)/(ハチミツ/マヨラナ葉/コメ)発酵粕エキスのような特殊な成分に期待を寄せるのも良いでしょう。インフルエンサーのファンであれば試す価値はもちろんあります。悪い商品ではありませんので、植物成分の効果に期待したい化粧水です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。