総合点
1.33総合ランク
2932個中 2249位成分数
39植物エキスの数
4コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
(株) ハウスオブローゼブランド名
カモマイルド容量
300ml参考価格
2970円1mlあたり
9.9円JANコード
4977673138964ASIN
B0BWT2X73M発売日
20230226KaisekiID
9014全成分
この製品は、ラウロイルサルコシンTEAをベースにして、強力な洗浄力を持つオレフィン(C14-16)スルホン酸Naを混合した構成です。ジステアリン酸グリコールの添加により、パール状に演出され、市販の安価なシャンプーの典型的な処方として知られています。
ラウロイルサルコシンTEAは、殺菌力が高いことでも知られており、それ故に歯磨き粉に使用率が高いアミノ酸系洗浄剤の一つです。
洗浄剤の品質としては、あまり高いとは感じませんね。しかし、洗浄力が強いという点では、好まれる方もいらっしゃるかもしれません。
このシャンプーのデメリットには、洗浄力が強いこと以外にも複数の要因があります。例えば、レモン果皮油という成分が配合され、グレープフルーツ果皮油の5倍の光属性を持っています。また、ステアラミドプロピルジメチルアミンという3級カチオン界面活性剤が配合されていることもあります。
光毒性とは、人体に光が当たることで化学反応が起こり、皮膚や眼に損傷を与える現象のことです。具体的には、紫外線やブルーライトなどが原因となり、炎症やシミ、シワ、目の疲れなどのトラブルを引き起こします。また、光毒性は紫外線だけでなく、近赤外線や可視光線でも発生することが知られています。そのため、日常生活での対策が求められます。
カチオン界面活性剤は、洗剤やシャンプー、コンディショナーなどの商品に含まれることが多い物質です。この物質が皮膚に触れると、タンパク質の構造に変化が生じると考えられています。これは、カチオン界面活性剤がタンパク質と結合し、タンパク質の構造を変化させるためです。その結果、皮膚の保護機能が低下し、皮膚トラブルやアレルギー症状が引き起こされることがあります。
ただ、4カチ(4級カチオン界面活性剤)と比べると毒性が緩和されているのが3カチ(3級カチオン界面活性剤)の特徴であり、配合量が少なければ大きな問題にはなりにくいでしょう。ただ、皮膚の弱い人はなるべくカチオン界面活性剤の配合がないシャンプーを選んだほうがベターです。
このシャンプーのメリットは、洗浄力が強く、植物由来の精油を多く配合していることです。好きな方には香りが良く、精油によるメリット(例えば抗菌作用や鎮痛、抗炎症、不飽和脂肪酸による皮膚バリア効果など)があります。また、オレンジ油の脱脂力も穏やかに加わり、ホワイトニング作用や豊富なビタミン類による抗酸化作用も加わります。
肌にはリスクがあるとはいえ、ステアラミドプロピルジメチルアミンによるコンディショニング作用は髪に関してはメリットがあります。ただし、肌には残留させたくない成分です。
ものすごく贔屓目に見れば、洗浄も強くできて、かつヘアコンディショニング効果も同時得られる、リンスインシャンプー的な使い方ができる!といえなくもありません。
カモマイルド ピュアモイスト シャンプーは、基本的に低コストな高洗浄力シャンプーと言えます。そのため、あまりおすすめできません。値段も高く、あまり有用とは言いにくいクオリティです。ただし、精油のチョイスやバリエーションの豊富さ、使用感の良さといった部分では、多少の価値を見出せる可能性があります。以上がカモマイルド ピュアモイスト シャンプーの解析です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。