Ingredient Analysis

ラウロイルサルコシンTEA

アニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 824
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ラウロイルサルコシンTEA
医薬部外品名ラウロイルサルコシンナトリウム液
慣用名・別名ラウロイルサルコシンナトリウム
INCI名TEA-Lauroyl Sarcosinate
化学式C18H36N2O4
分子量363.43 Da
由来半合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域6.5〜8.0
EWGスコア4/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ラウロイルサルコシンTEAの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウリン酸とN-メチルグリシン(サルコシン)を縮合させたアニオン界面活性剤。アミノ酸系に分類されるが、洗浄力・脱脂力は同系統の中でも最上位クラス。歯磨き粉の殺菌成分として使用される強力な抗菌性を持ち、頭皮常在菌バランスを破壊するリスクがある。泡立ち・使用感は良好だが、皮脂膜の過剰除去と殺菌性により頭皮バリア機能を損なう可能性が高い。

ラウロイルサルコシンTEAの解析

ラウロイルサルコシンTEAは、ラウリン酸とN-メチルグリシン(サルコシン)を縮合して得られるアニオン界面活性剤で、TEA(トリエタノールアミン)で中和した形態です。アミノ酸系洗浄剤として分類されますが、その実態は同カテゴリ内で最も強力な部類に入り、穏やかさで知られるグルタミン酸系やグリシン系とは一線を画します。

最大の特徴は強力な殺菌性です。歯磨き粉において「殺菌成分」として配合されるほどの抗菌力を持ち、口腔内の歯周病菌などを効果的に除去します。この事実は同時に、頭皮や肌に使用した際のリスクを示唆しています。健康な頭皮には約1000種類の常在菌が共生しており、この成分の殺菌力はその生態系を無差別に攻撃しうるため、常在菌バランスの破綻によるかゆみ・炎症・脂漏性皮膚炎の悪化といった二次的ダメージが懸念されます。

洗浄力・脱脂力も石鹸に近いレベルで高く、皮脂膜を過剰に除去します。アミノ酸系のやさしいイメージと実際の作用のギャップが大きい成分で、「外見はアミノ酸系、中身はほぼ硫酸系」という評価も見られます。泡立ちは豊かで使用感は滑らかながら、内部的な攻撃性は高い、という二面性が最大のリスクです。

ラウロイルサルコシンNaとほぼ同等の成分ですが、TEA塩はpH調整の柔軟性やトリエタノールアミン由来の懸念点(発がん性物質のニトロソアミン形成リスク)がある点で微妙に異なります。EUではTEA含有製品に対して一定の規制ガイドラインが存在します。敏感肌・乾燥肌・アトピー傾向のある方には特に注意が必要で、健康な頭皮環境の維持には、よりマイルドなグルタミン酸系やベタイン系洗浄剤との組み合わせを検討することが賢明です。

相性の良い成分

キレート剤(EDTA等),増粘剤

相性の悪い成分・混合注意

カチオン界面活性剤,陽イオン系コンディショナー成分

ラウロイルサルコシンTEAを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)