解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
アンドナインブランド名
プルント容量
380ml参考価格
2917円1mlあたり
7.7円JANコード
4936215736197KaisekiID
8322全成分
商品名のとおり、モイストでリッチな美肌系シャンプーです。
プルント、というブランド名から察するに、髪がぷるんとするシャンプー?と思いがちですが、内容的にはどちらかと言えば肌。
その理由を早速見ていこうと思います。
洗浄剤はアミノ酸系+オレフィンスルホン酸Na+ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン。
さっぱり系で、きちんと洗浄力があり、カラーケア効果も添加されているという内容。ここに、後半のペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)が加わって低刺激+コンディショニング効果を増強。
バランスが良く、ある程度ダメージ毛でも対応可能な良質さを感じますね。汚れや皮脂をしっかり落としたい、という方にも満足度高い内容です。
バランス型の構成ではありますが、どちらかと言えばヘアケアよりスカルプケア系の印象が強いかもしれませんね。洗浄剤自体はぷるんとする、ということはなさそうで、モイストでもリッチでもないようです。
実は、モイストでリッチなのは添加成分の数々。ここにこのシャンプーのクオリティのほとんどが隠されていると見ることができます。
ペリセアの浸透力、肌バリア形成能力を背景に、ビタミンA誘導体、質の良い紫外線吸収剤、乳酸菌由来の免疫アップ効果エキス、カムカムエキスの抗酸化力、ウメクロウメモドキオイルの必須脂肪酸、マルーラオイルの保湿力、プラセンタの抗酸化力などなど。まるで、どこかの美容液のようにエイジングケア系の成分がずらり並んで配合されていますね。
この他にもアルガンオイルやホホバオイルなどの油分補給やメントールの清涼感など、バラエティに富んだ構成がユニークなプルントシャンプーです。
髪のダメージにも一定の対応力を備えますが、やはり美肌効果系の成分が多く配合されているのが特徴。
さて、このシャンプーの弱点を強いて挙げるとすれば、バランスを取りすぎていること。
さまざまな美容成分があり、洗浄剤は洗浄力もヘアケア力もあり、一見すると誰にとっても良いシャンプーになりそうですよね。しかし、見方を変えれば突出したメリットがない。中途半端に良い。もうひと声ほしいというシャンプーになっていやしないか。
基本的に質の良いシャンプーではあると言えます。
ただ同時に、抜群ではない。
というのも、洗浄剤もエキス類もヘアケア能力、スキンケア能力もどこか中途半端で、はっきりした抜群なメリットというものがどれと言いづらいシャンプーになっています。
良い素材ももちろん多いのですが、あれ?という素材もあり、値段は高いわりに煮え切らない品質であったり。かといって決して安物だったり、使ってデメリットのほうが多いということもない。つまり、可もなく不可もない感じが煮え切らない。
ただ、使ってみて激しく後悔するようなことはないだけのクオリティはあります。あくまでも、成分表上ではもっとどうにかなるんじゃないかな?という疑問があるというわけです。
美肌効果が良いシャンプー、と紹介しましたが、これ以上できないというほど突き抜けて良いわけでもないので、躊躇なくおすすめと言えるレベルではないのが残念なところです。良いシャンプーの部類ではありますが。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。