総合点
3.09総合ランク
2496個中 136位成分数
37植物エキスの数
6コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
4注意が必要な素材
0メーカー
アンド・ナインブランド名
プルント容量
360ml参考価格
2917円1mlあたり
8.1円JANコード
4936215679031KaisekiID
8323全成分
実は、プルントのトリートメントはあまりおすすめではありません。なぜかと言うと、無駄が多いから。
一見すると、良い素材が多く使われていてクオリティ高そうな感じがするのですが、なんせ無駄が多いんです。
このトリートメントの最大の弱点は、美容成分が多いのに、使いみちがないところ。
理由は、ベースが4級カチオン界面活性剤だから。カチオン界面活性剤を頭皮に塗ろうものなら、強烈なタンパク変性作用で肌荒れ不可避。そのあとは脱毛が待っています。これは、カチオン界面活性剤の特徴そのものですから、大げさでもなんでもありません。
もし、ビフィズス菌培養溶解液やエンテロコッカスフェカリス、ミルシアリアデュビア果実エキス、ツボクサエキス、プラセンタエキス、アスコルビルグルコシド、パルミチン酸レチノールのような美容成分を頭皮に届けたい、と思って塗布すると、最悪ハゲるというオチは強烈すぎますよね。
だからといって、これらの美容成分は髪に塗っても何も役立ちません。死んだ細胞である髪の毛には意味をなさないのです。
というわけで、美容成分の壮大な無駄遣い、というのがこのトリートメントをおすすめしない理由です。
前述のとおり、無駄が多いことと、無駄にコストが高いこと。無駄、無駄、無駄。
ヘアケア性能は、美容成分の影に隠れて地味。
一応、(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマーやペリセアが申し訳程度に配合されているのは救いで、一定程度のヘアケア効果は期待できそうです。
しかし、美容成分をさんざん無駄に使っておいて、気持ち程度のコンディショニング効果では満足に程遠いのではないだろうか。その無駄を全部ヘアケアの方に全振りしていただければ、どれほど髪がぷるんとしたことか。美の機会損失は決して小さくないと感じてしまう一品なのでありました。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。