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優しいようでそうでもないリスクシャンプー。
ココイルメチルタウリンNaをベースにしている点はマイルドな様子ですが、
よくよく見ると際どいリスクを隠し持っているような処方です。
炭酸Na=アルカリ剤ですが、同じアルカリ剤として使われる重曹・セスキ炭酸ソーダに比較しても最強クラスにアルカリ強度が高い材料です。
つまり、弱い洗浄剤を使っているからと言ってもマイルドとは限らない良い例なのです。
更に、ヒマシ油はかぶれを起こしやすいことでよく知られている油です。
また、一般的な防腐剤を使うこと無く、天然エキスで代用している点で一般的な製品より腐るのが早いリスクを認識しましょう。
処方がシンプルがゆえに、1つ1つの素材の責任は重要です。
しかし、要求されるクオリティには達していないように感じてしまいます。
1つは、洗浄力の不安定。洗浄剤は並ですがアルカリ剤が強力。
2つめは肌にリスクのある素材が存在すること。
3つは製品自体の防腐能力が一般的なレベルではないこと。
また、ダメージ毛にも向きません。
頭皮の弱い方、頭皮に疾患を抱えている方にも向きません。
このような出来栄えなら、無添加と言わず適切な素材を添加した方がよほど品質を期待出来ます。
強いアルカリ剤を加えるくらいなら、石油系の弱酸性の洗浄剤の方がよほどマイルドです。
ノンシリコン?この処方ならシリコンが入ってたほうがまだ仕上がりが良い上に無刺激です。
ノンポリマー?ビルドアップしないポリマーなら配合した方が心地よい使用感になるでしょう。
少なくとも、ダメージヘアに適したシャンプーとは到底いえません。