カテゴリ:シャンプー
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性2件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収13件
メーカー
デミ コスメティクスブランド
デミコスメティクス容量
800ml参考価格
1422円1ml単価
1.8円JAN
0781549291769ASIN
B0018HQBZW発売日
2022年10月20日ID
2856商品説明
解析チームです。デミ コスメティクス「ミレアム シャンプー」を成分レベルで分解します。800ml・1,200円というボリューム価格帯で、洗浄剤の品質スコアが突出している一方、補修・スカルプ系の数値には明確な傾向差があります。処方の「意図」を読み解きます。
MIREAM SHAMPOO — STATS OVERVIEW
最大の特徴は「洗浄剤の品質3.8点(平均比+27%)とコスパ3.57点という二軸の強さです。3,227製品中798位という総合順位は上位25%圏内に入りますが、スコア分布を見ると「洗う性能に特化し、補修・育毛・スカルプケアには投資しない」という処方コンセプトが鮮明です。髪補修力1.8点・スカルプケア1.9点はどちらも要注意水準で、平均を大きく下回ります。「洗浄剤の品質は高いが、機能訴求は最小限」——この割り切りが1,200円/800mlというコスパを実現している、と読むのが適切です。
全体的な安全性は3.5点と平均以上を確保。成分数13個というシンプルな処方も、安全性スコアを下支えする要因の一つです。
本処方の中核を担うタウリン系アニオン界面活性剤です。EWGスコア2(安全性高)、推奨配合量3〜12%の範囲内で配合されており、EU・JP双方で規制なし、CIRの評価も「Safe as Used」。生分解性0.75と環境負荷も低水準です。
従来のグルタミン酸系・サルコシン系アニオン洗浄剤と比較した場合の優位点は、pH4.5〜6.5の弱酸性域でも十分な起泡性を発揮できる点。東京農工大学の研究グループによると、タウリン系界面活性剤はグルタミン酸系に比べてpH変動に対する泡安定性が高く、より幅広い処方設計に対応しやすいとされています。ポリクオタニウム-10との組み合わせでは「陰イオン界面活性剤との静電的な干渉が最小限に抑えられる」という成分特性があり、コンディショニング剤の吸着効率を維持しやすい組み合わせといえます。
バラ科モモ(Prunus persica)の葉から抽出。主成分のタンニン・フラボノイド・フェノール化合物がNF-κB経路を介した炎症シグナルを抑制し、頭皮刺激の緩和に寄与します。推奨配合量1〜5%、生分解性0.85と環境負荷が低い成分です。
余談ですが、江戸時代の民間療法誌によると桃葉湯(モモの葉を煮出した湯)はあせも・皮膚炎に対する代表的な処置とされており、その抗炎症・収れん作用は経験的に蓄積されてきた知見です。現代の成分科学でもニトリル配糖体を含む複合的な抗酸化ネットワークが確認されています。
マメ科甘草(Glycyrrhiza)根から抽出されたトリテルペン系成分のカリウム塩。日本では医薬部外品の有効成分として承認されており、NF-κB経路の阻害による抗炎症作用が実証されています。高濃度の酸化剤との配合には注意が必要ですが、本処方にそのような成分は含まれておらず、配合安定性に問題はありません。スカルプケアスコアが1.9点と低い中で、数少ない頭皮ケア貢献成分として機能します。
加水分解コラーゲンは分子量500〜3,000Daに低分子化されており、経皮吸収リスク0.40というデータは「毛髪表面への吸着浸透が一定程度期待できる」水準を示します。ポリクオタニウム-10との組み合わせはヘアケア処方の定番で、カチオン性ポリマー(ポリクオタニウム-10)がコラーゲンペプチドの毛髪吸着を補助する相乗効果が知られています。ただし、生分解性はポリクオタニウム-10が0.40と他成分より低い点は留意事項です。
80年以上の使用実績を持つ防腐剤ですが、GHS感作性1Bに分類(皮膚感作性の可能性あり)、かつ内分泌かく乱性(EDC)疑い成分に該当します。EWGスコアも4と本処方内で最も高い値です。経皮吸収リスク0.80は全成分中トップで、「リンスオフ製品(シャンプー)なら実際の吸収量は限定的」という見方もありますが、データとして把握しておく価値があります。EU規制対象外ではありますが、同様の機能をBGの防腐補助機能でカバーする設計にとどまっており、防腐剤の選択が安全性スコア3.5点の上限を押さえている要因の一つと考えられます。
メリット
デメリット・注意点
処方上の注意として、アミノ酸系のタウリン系洗浄剤(ococイルメチルタウリンNa)は陰イオン界面活性剤の過剰混合で洗浄力バランスが崩れることが知られており、本処方ではコカミドプロピルベタイン(両性)を組み合わせてそのリスクを緩和する設計になっています。この点は処方設計として合理的な判断といえます。
FINAL VERDICT — USE CASE MATRIX
「洗浄特化型・補修ゼロ」のコスパ路線
「洗浄剤の品質だけ上位、補修は潔く切り捨てた"毎日のベース洗い"シャンプー」
洗浄剤の品質スコア3.8点は「平均以上」の水準で、ここに集中投資しコスパ3.57点を実現した処方コンセプトは明快です。ただし、髪補修力・スカルプケア・エイジングケアはいずれも要注意〜やや物足りない水準にあり、これらを求めるなら別製品との併用(例:補修系トリートメント)が合理的な選択になります。
環境面では、全成分平均の生分解性0.72という数値は「易分解」に分類される水準で、マイクロプラスチック不使用と合わせ、日常使いのサステナビリティを一定程度担保しています。
使用シーン別推奨度:
口コミ評価4.45点(22件)は高水準ですが、使用感スコア3.3点との乖離が見られ、「洗い心地の満足感」が高評価を牽引している可能性があります。補修・スカルプの不足感は口コミでは顕在化しにくい傾向があることも、解析上の留意点です。
---まだ口コミはありません。最初の口コミを書いてみませんか。
口コミを書く