解析結果

デミコスメティクス キャラバン ハードワックス

カテゴリ:スタイリング剤

販売開始から 2年4ヵ月10日(861日)
デミコスメティクス キャラバン ハードワックス
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総合ランク

309個中 62

総合点

2.89
2.89

1mlあたり

18.6
コスパ
2.2

口コミの評価

2.5
口コミ数 2件
2.5

カテゴリ内順位

22%以内
70位 / 309製品中
上位
デミコスメティクス キャラバン ハードワックス解析チャート

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

Amazon 2.5 口コミ評価
Amazon 2 口コミ数
Amazon 14987 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

EU規制の成分が検出されました(1件)

リスクスコア 7/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 23件評価済み
EU規制 硫酸亜鉛
EWG 3+ (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMP(3)、PEG-30水添ヒマシ油(3)、PG(4)、TEA(6)、エタノール(3)、エチルパラベン(5)、セテス-6(4)、ポリウレタン-14(3)、メチルパラベン(4)、変性アルコール(7)
EWG スコア
平均 2.7 最高 7
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
硫酸亜鉛
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

ENV環境・安全性指標

皮膚感作性
GHS 1B 2件
エチルパラベン・メチルパラベン
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
1件検出
アクリレーツコポリマーAMP
内分泌かく乱性
2件検出
エチルパラベン・メチルパラベン
生分解性
67%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
38%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 27
植物エキス 2
コスパ
2.2
安全性
3.4
素材の品質
2.6
育毛力
1.8
使用感の良さ
3.7
エイジングケア
2.2
ホワイトニング
2.7
保湿効果
2.6
スキンケア力
1.3
環境配慮
1.3
浸透力
2.4
即効性
3.2
持続性
3.3
ツヤ感
3.0
サラサラ感
3.8
優れた素材 1
注意素材 1
サブカテゴリ 総合
広告を含みます。

商品説明

ハードコルセットポリマー配合で強靭かつ柔軟な2種類の被膜を形成し、立体的な動きを1日中キープ。アルガンオイル配合でグロッシーなツヤ感を付与。カキタンニン・ワサビノキ種子エキスが保湿をサポート。動きや束感のあるショートスタイルに最適なメンズ向…
広告を含みます。

ANALYZEDデミコスメティクス キャラバン ハードワックスの解説

変性アルコールEWG7番がワックスに入る理由

解析チームです。デミコスメティクスの「キャラバン ハードワックス」を成分・スタッツの両面から徹底解析しました。安全性とセット持続性に明確な設計意図が見えた一方、気になる点もあります。

概要:安全性は圧倒的。ただし成分レベルには課題あり

総合点3.88点は平均(3.0点)を+0.88上回り、369製品中72位という水準。特筆すべきは安全性5.2点(圧倒的・トップクラス)使用感4.0点(優秀)の高さです。一方、配合成分のレベルは2.9点(やや物足りない)で、スカルプケア力・エイジングケア力はともに2.5点(やや物足りない)にとどまり、スタイリング性能特化型の設計であることが数字から読み取れます。

スタッツ一覧|平均との差を可視化

総合点
3.88 +0.88
安全性
5.2 +2.2
使用感
4.0 +1.0
保湿力
3.9 +0.9
髪補修力
3.3 +0.3
コスパ
3.2 +0.2
成分レベル
2.9 -0.1
スカルプ力
2.5 -0.5
エイジングケア
2.5 -0.5

※平均3.0点基準。バーは5点満点に対する割合。

余談ですが、デミコスメティクスの公式説明によると「ハードコルセットポリマー」という独自の表現を使っています。これは後述する2種のアクリル系ポリマー複合設計を指しており、業界では珍しい剛性×柔軟性を同時に狙った処方設計です。

注目成分:3種のポリマー複合がこの製品の核心

(アクリレーツ/アクリル酸アルキル/アルキルアクリルアミド)コポリマーAMP × ポリウレタン-14

この製品の核心をなすのがアニオン系アクリルコポリマー(EWG:3)とポリウレタン-14(EWG:3)の二重皮膜設計です。前者は耐水性・耐湿性に優れたハード皮膜を形成し、後者は形状記憶効果と柔軟性を付与します。さらにアクリレーツコポリマーAMP(EWG:2)が増粘・皮膜形成の補助を担うことで、3種ポリマーが互いの弱点を補う処方設計となっています。カチオン性ポリマーとの拮抗には注意が必要ですが、この処方にカチオン成分は含まれていないため、相互作用の懸念はありません。

カキタンニン × グリセリン(EWG:1)

カキノキ果実由来のカキタンニンは、ノネナール(加齢臭の原因物質)産生を抑制する効果で知られます。ワックスにこの成分が配合される理由として、スタイリング中の頭皮・毛髪環境への配慮が読み取れます。カキタンニンとグリセリンの組み合わせは防臭+保湿の相乗効果が期待でき、保湿力3.9点(平均+0.9)の根拠の一部です。ただし、カキタンニンは鉄塩・銅塩と反応するため、金属系色素を使用した染毛後の頭皮への直接塗布は避けることが望ましいです。

アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)

「モロッコの黄金」と称されるアルガンオイル(EWG:2)は、オレイン酸・リノール酸を主成分とし、ビタミンE(トコフェロール)やポリフェノールを豊富に含有します。ワックスにツヤ感を付与する油性成分として機能しており、グロッシーな仕上げを目的とする処方上の選択として妥当です。コメドジェニック度は2で比較的低水準。ただし、金属塩・強酸化剤との併用には安定性への注意が必要です。

ワサビノキ種子エキス(モリンガエキス)

ワサビノキ(Moringa oleifera)は、FAO(国連食糧農業機関)が「奇跡の木」と評価するほど栄養密度が高い植物で、タンパク質・アミノ酸・ポリフェノール・ビタミンCをミルクの約7倍含むとされます。種子エキスには抗酸化作用・エモリエント効果が期待されており、頭皮ケアへの貢献も報告されています。エイジングケア力2.5点という結果は、この成分の配合量が推奨範囲(0.5〜3%)の下限付近である可能性を示唆します。

PEG-30水添ヒマシ油 × 香料の可溶化設計

ヒマシ油にEOを30モル付加した親水性乳化剤(EWG:3)が香料・精油の可溶化剤として機能しており、これがこの製品で確認されている唯一の成分間相乗効果として設計に組み込まれています。ワックスの乳化安定性にも寄与しており、処方全体の均質性を担保する役割を持っています。

メリット・デメリット

メリット

  • 安全性5.2点:圧倒的スコア。主要ワックス成分のキャンデリラロウ・マイクロクリスタリンワックスはいずれもEWG:1〜2で安心設計
  • 3種ポリマー複合処方で剛性と柔軟性を両立。湿気・風に負けないキープ力が実現
  • カキタンニン配合によるノネナール抑制効果。ワックスで頭皮の加齢臭対策ができる設計は差別化ポイント
  • アルガンオイルによるグロッシーなツヤ感。マット一辺倒でなく光沢感を狙えるワックス

デメリット・注意点

  • 変性アルコール(EWG:7)配合。高品質処方では忌避される傾向の成分で、皮膚刺激・乾燥誘発リスクあり
  • TEA(EWG:6・旧指定成分):亜硝酸塩との反応によるニトロソアミン生成リスクが指摘される成分
  • PG・エチルパラベン(旧指定成分)も配合。配合成分レベル2.9点の主因となっている
  • スカルプケア力・エイジングケア力は2.5点(やや物足りない)。頭皮環境改善を期待するには物足りない水準

注意:TEAは亜硝酸塩・亜硫酸塩含有成分との組み合わせでニトロソアミンを生成する可能性があります。また、変性アルコールは高分子保湿剤・界面活性剤との濃度依存的な拮抗が報告されており、敏感な地肌への直接使用は慎重に判断することが望ましいです。

まとめ

一言で言うと:「安全性の鎧をまとった、スタイリング特化型ハードワックス」

この製品が向いている人・向いていない人

向いている

  • ショート〜ミディアムで束感・動きを出したい
  • 梅雨・汗でもスタイルを崩したくない
  • 加齢臭対策もスタイリングと同時にしたい
  • アルガンオイルのツヤ感が好み

向いていない

  • 旧指定成分やEWG高スコア成分が気になる人
  • スカルプケア・頭皮改善を期待する人
  • エイジングケア目的でスタイリング剤を選ぶ人
  • 変性アルコールに敏感な地肌の人

「安全性5.2点・使用感4.0点」というスコアが示す通り、この製品の本質は使って安心、使って崩れないスタイリングパフォーマンスにあります。3種のポリマーを組み合わせた複合設計は処方上の工夫として評価できますが、TEA(EWG:6)・変性アルコール(EWG:7)の採用が配合成分レベルを平均以下に押し下げているのも事実です。

余談ですが、ロンドン大学(UCL)の研究によると、エタノールと変性アルコールの混合配合は単独使用に比べて皮膚バリア機能への影響が増大する可能性が報告されています。この製品では両成分が後半に並んで配合されており、ワックスという頭皮接触製品としての設計上の判断については、使用者側で意識しておく価値があります。

使用シーン別推奨度:

  • ショートヘアの束感・立ち上げスタイル向け:高水準で推奨。3種ポリマーの持続力が最大限発揮されるシーン
  • 湿気の多い季節・屋外スポーツ後も崩したくない人向け:耐湿性アクリルコポリマーAMPの特性から推奨
  • スカルプ・エイジングケア重視の人向け:推奨しにくい。目的に合った別製品を検討
  • 旧指定成分(PG・TEA・エチルパラベン)が気になる人向け:慎重に検討。配合成分の透明性を重視する場合は他製品も比較を

口コミでは「慣れると程よいマット感と崩れにくさ」を評価する声があり、使用感4.0点の高水準スコアとおおむね一致しています。一方、成分レベルの課題については口コミで言及されておらず、日常的なユーザーと成分分析の間に認識差があるポイントです。

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