Ingredient Analysis

アルキル(C12-13)硫酸TEA

アニオン界面活性剤 3件の商品に配合 ID: 74906
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-40

安全性
+0

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名アルキル(C12-13)硫酸TEA
医薬部外品名アルキル硫酸トリエタノールアミン液
慣用名・別名アルキル硫酸TEA液
INCI名TEA-C12-13 ALKYL SULFATE
由来合成
推奨配合濃度5〜20%
適正pH域6.0〜8.0
EWGスコア7/10
コメドジェニック度3/5
EU規制規制なし
日本規制 旧指定成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +55
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -40
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -35
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウリル硫酸ナトリウムをEO付加・TEA中和で改良したアニオン界面活性剤。炭素数12〜13の直鎖アルキル基を持つ硫酸エステルのトリエタノールアミン塩。強力な脱脂・洗浄力を持ち豊かな泡立ちを生むが、皮脂・タンパク質への親和性が高く、頭皮・皮膚のバリア機能を損なうリスクが高い。TEA部位がN-ニトロソアミン生成懸念の原因となりうる。旧指定成分に該当。

アルキル(C12-13)硫酸TEAの解析

アルキル(C12-13)硫酸TEAは、炭素数12および13の直鎖合成アルコールを硫酸化し、トリエタノールアミン(TEA)で中和して得られるアニオン界面活性剤(洗浄剤)。INCI名はTEA-C12-13 ALKYL SULFATE。いわゆるラウリル硫酸系洗浄剤の改良型に位置づけられ、分子量を大きくして皮膚浸透性を抑えたラウレス硫酸Naのカウンターパートとして、TEA塩の形をとる。

洗浄力は非常に高く、皮脂や汚れを強力に除去できる半面、過剰な脱脂により皮膚バリア機能の破壊・頭皮乾燥・炎症リスクが懸念される。敏感肌・ダメージヘアへの使用は特に注意が必要。ラウレス硫酸Naよりも一般に刺激性が高いとされることが多く、現代の高機能シャンプーでは採用が減少傾向にある。

もう一つの大きな問題点がN-ニトロソアミン生成リスク。TEA(トリエタノールアミン)は製品中に混在するN-ニトロソ化剤と反応して発がん性が疑われるニトロソアミンを生成する可能性があり、EUでは含有製品への注意規定が設けられている。日本では旧指定成分および医薬部外品承認成分として管理される。

日用品業界のたとえで言えば、「強力業務用洗剤を一般消費者向けにマイルドに仕立てようとしたが、まだ刺激が残っている」ような存在。配合設計上は泡立ちと洗浄力のコスパが高いため、低コスト帯のシャンプーや染毛剤、パーマ剤などに現在も使われている。消費者視点では、成分表の上位に記載されている製品は敏感肌・乾燥頭皮の人が避けるべき対象成分の一つ。

相性の良い成分

増粘剤 カチオン性ポリマー

相性の悪い成分・混合注意

強陰イオン活性剤 フェノール類 グアニジン塩基