| 成分名 | ヤシ油脂肪酸タウリンNa |
| 慣用名・別名 | ヤシ油脂肪酸タウリンナトリウム |
| INCI名 | Sodium Cocoyl Taurate |
| 化学式 | C14H28NNaO4S(ラウロイル体の場合) |
| 由来 | 植物性,半合成 |
| 推奨配合濃度 | 3〜10% |
| 適正pH域 | 5.5〜7.5 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ヤシ油脂肪酸タウリンNaは、ヤシ油由来の脂肪酸とタウリン(βアミノエタンスルホン酸)をアミド結合させたアニオン界面活性剤で、INCI名は「Sodium Cocoyl Taurate」に相当します。タウリンはアミノ酸様の含硫化合物であり、同成分はしばしばアミノ酸系洗浄成分として分類されます(厳密にはスルホン酸型)。
最大の特徴はマイルドな洗浄力と豊かな泡立ちの両立。硫酸塩系(ラウリル硫酸Na等)と比較して皮膚タンパク変性能が低く、天然保湿因子(NMF)の過剰な流出を抑制しながら皮脂・汚れを穏やかに除去します。泡質はきめ細かく弾力があり、クリーミーな使用感が特徴的です。洗い上がりはさっぱりかつ程よいしっとり感があり、きしみが少ない点も評価されます。
安全性においては30年以上の使用実績を持ち、ベビーシャンプーにも採用される低刺激性が確認されています。EWGスコアも低く、眼刺激性・皮膚刺激性のいずれも穏やかとされます。ただし、ヤシ油由来成分のため、ヤシアレルギーを持つ方には注意が必要です。
スカルプケア効果として、過剰な皮脂除去による頭皮乾燥を招きにくく、頭皮バリア機能を維持しやすいとされます。タウリン成分自体には細胞保護作用も報告されており、育毛・頭皮健康への間接的な寄与も期待されます。アミノ酸由来のコンディショニング作用により、洗浄中の髪へのアミノ酸補給効果も示唆されています。
植物由来(ヤシ油)と天然アミノ酸系(タウリン)から構成されるため生分解性が高く、環境負荷が低い点でも優位性があります。コスト面でやや高価なため、配合製品の価格帯も上がる傾向があり、主洗浄剤として配合される高機能シャンプーやスカルプケア製品において評価が高い成分です。
1件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)